東京モーターサイクルショー2016(その29) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

3月下旬に東京ビッグサイトで開催された東京モーターサイクルショー2016にて。
柚花さん=ADIVAブース。





クルマやバイクについて全く無知なペーパードライバーの自分にとって、
モーター系の展示会・イベントは様々なブランドについて知る絶好の機会。
バイクの本場であるヨーロッパで特に存在感が強いのがイタリアブランドで、
ドゥカティやVespa等は日本にも熱狂的なファンが多い伝統あるブランドです。
一方、知る人ぞ知るユニークな新興ブランドも存在し、その一例がADIVAさん。


 


スクーターの製造・販売を手掛ける同社は1996年に創業した新しいブランド。
開閉式収納型ルーフを搭載した全天候型コンパーチブルスクーターが有名で、
その独自の技術で国際特許を取得し、同社ならではのラインナップを展開中。
今回の出展ブースでは、新規開発した全天候型3輪スクーター「AD3」の紹介や、
北海道の最北端走破にチャレンジした「ADtre300」の展示等、盛り沢山の内容。
日常生活からレジャーまで幅広く使える様々なADIVAの愉しみ方を提案しました。
それらに加え、プジョー社との提携を発表し、プジョーエンジンとのコラボも決定。
プジョーエンジン搭載の400ccニューモデルが、近々お目見えするようです。




ブースを構成する大きな要素は、背景となる壁面と社名表示板の2つに集約されて、
壁面についてはアウトドア風景のビジュアルで二輪の活用シーンをイメージさせて、
社名表示板については2組の湾曲した板面をサークル状に組んで変化を付けていて、
(この湾曲したデザインは、床のカーペットの紋様にも採り入れられていました)
ブース内の空間を遮る要素を極力少なくする事で、広さや奥行き感が感じられます。



2組の社名表示版を外せば、ブース内はスクーターを展示する為のフラットな空間で、
来場者達が気軽にスクーターの乗り心地を試せるショールームといった趣きでした。
開閉式収納型ルーフを搭載した同社のスクーターはかなりボリューム感があるので、
それらを展示するだけで、フラットな空間を効果的に埋める装飾として効果的でした。




柚花さんはコンパニオンさんではなく、受付対応のスタッフさんという感じで、
着ていた衣装も、いわゆるモーター系ではないオーソドックスなコーデでした。
ただ、自分が通り掛かった時はスクーターの傍らに立つモデル役をしていて、
スクーターのイメージと若干違ったものの、せっかくなので記念に数枚撮影。
(こちらでお見掛けした他の方々は、いかにもモデルさんコーデでした)
モーター系の展示会・イベントでは、良い意味でユル~い運営のブースも多く、
ADIVAさんの場合も、若干そんな雰囲気が漂う運営だったと記憶しています。