アニメジャパン2016(その69) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

3月下旬に東京ビッグサイトで開催されたアニメジャパン2016にて。
菊池なつきさん=「牙狼<GARO>」(東北新社)ブース。




菊池なつきさん


映画・テレビ・CMなど、様々な映像作品を手掛けている東北新社さん。
二次元作品に留まらず、関連イベントの運営も自ら行っているようです。
製作会社の枠に収まらない、広義のエンタメ企業と言った方が適切かも。
その事業範囲は、作品に登場するキャラクターコンテンツにも及んでいて、
例えば、現在最も力を入れている作品がヒーローモノの「牙狼<GARO>」。
2005年にスタートした同作はダークな世界観や壮大なVFXが話題を呼んで、
テレビシリーズ・映画・スピンオフ作品・アニメといったメディアミックスを展開。
アニメジャパンも「牙狼<GARO>」に特化した大型ブースを出展しています。


牙狼


今回の出展ブースは同シリーズの10周年を振り返る企画展といった趣きで、
これまでのシリーズに登場したキャラクターや様々な武器・小道具等を展示。
(同作に無知なので、それぞれがどんな存在なのか判然としませんが…)

それらに加えて、この春から放送を開始する「牙狼<GARO>‐魔戒列伝‐」や、
同じく春公開の「劇場版 牙狼<GARO> DIVINE FLAME」の最新情報を公開。

同作とコラボしたパチスロ機を手掛けているサンセイR&Dさんのコーナーでは、
お馴染みのサンセイガールズさん達と共に「CR牙狼 復刻版」の実機の展示も。



菊池なつきさん


「牙狼」の世界観で構成された出展ブースは独特の威容を誇っていて、
4面を高さ制限一杯の黒い壁面で覆った、巨大なボックスのようなデザイン。
(ただ、前回に限ってはオーソドックスなシアタースタイルのデザインでした)


東北新社

東北新社

東北新社


今回は10周年の記念展示に相応しく、内部は美術ギャラリーのような雰囲気。
高さを使って立体的に構成された展示物の数々は、来場者が自由に撮影でき、
ブースの外観の無機質な雰囲気と、内部のキッチュな展示物がシンクロして、
「牙狼」ならではのダークで独特な世界観が巧みに視覚化した出展風景です。


東北新社

東北新社


そんな世界観をストレートに伝えていたのが、外壁に設けた超ワイドスクリーン。
様々な映像が絶え間無く流れる光景はアイキャッチとしてのインパクトも大で、
アニメのブースに欠かせない視覚効果を最大級のスケールで活用しています。


牙狼


こちらのブースに欠かせない構成要素の一つが同作をモチーフにした遊戯台。
歴代の遊戯台の実機が稼働状態で展示されて(試遊はできなかったようです)、
これらが「牙狼」の知名度を高めるのに大きく寄与して来た事が伝わる光景。
ファンはもちろん、「牙狼」は初めての来場者でも充分楽しめるブースでした。



菊池なつきさん


こちらのブースの重要な装飾要素の一つが、コンパニオンさん達の存在。
ブースのイメージに合わせて、黒をベースにしたユニフォームがお約束で、
前回までは、ちょっとボンデージ風なイメージのスカートスタイルでしたが、
(菊池さんは前回から継続起用なので見比べると分かりやすい筈→こちら
菊池さんの写真で分かる通り、今回は「キモノ」テイストなデザインに一新。
いわゆる「着物」ではなく、カタカナの「キモノ」と書くのが相応しい感じで、
イベント用ユニフォームとして、しばしば目にするデザインパターンの一つ。
伝奇モノの要素も色濃い「牙狼」のイメージに相応しい一着であると同時に、
無機質なブースにキッチュな趣きのアクセントを加えているのが分かります。