アニメジャパン2016(その70) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

3月下旬に東京ビッグサイトで開催されたアニメジャパン2016にて。
佐倉もえみさん=タカラトミーブース。




佐倉もえみさん


タカラトミーさんは、その名の通り旧・タカラと旧トミーが合併して誕生。
旧・タカラは「リカちゃん」「こえだちゃん」「人生ゲーム」等を手掛けていて、
旧・トミーは「トミカ」「プラレール」「ポケモン」等で海外での知名度が高く、
それぞれが老舗企業である一方、ネットを活用したビジネスでは遅れを取り、
本格的なネット時代を控えた2006年の合併は、最後のチャンスだったのかも。
この合併により、手薄だったコンテンツ&版権ビジネスも積極展開に転じて、
現在では様々なメディアミックスを手掛ける複合的なエンタメ企業へと成長。
旧・両社の過去の資産も、最新のコンテンツとして活用されているようです。


電通


今回のアニメジャパンでは、4月に放送開始の「カミワザ・ワンダ」が主役。
主人公の少年が、宇宙からやって来た「ワンダ」という名の不思議な犬と共に、
様々なキーアイテムを駆使して邪悪なモンスター達に立ち向かう…という物語。
タカラトミーさん・TBSテレビさん・トムスエンタテインメントさんによる共同開発で、
アニメ放送を皮切りに、6月からカードスタイルの玩具やカメラ型の玩具を発売。
今後、コミック連載やゲーム等、様々なメディアミックスを展開して行くようです。
それ以外にも「カードキャプターさくら」「僕らのヒーローアカデミアTCG」といった、
同社が手掛けている定番ヒット作や話題作を様々な展示やアトラクションでPR。
玩具メーカーらしい、幅広い来場者層が楽しめる出展内容になっていました。



佐倉もえみさん


ほぼ正方形の出展スペースを出展内容を分ける為にざっくりと二分割して、
それぞれ大きく異なる構成・雰囲気だった為、最初は別々の出展社と勘違い…。


タカラトミー

タカラトミー


ブースの表面に当たるスペースで「カミワザ・ワンダ」を全面的に展開していて、
大型ビジュアルの展示や映像等に加えてアトラクションや撮影コーナーも用意。
「カミワザ・ワンダ」については、同じホール内の電通さんブースでもPRしていて、
様々なマーチャンダイジングに関わる複数のエンタメ企業が共同出資する方法で、
一つの作品の企画・製作~流通までを担う現在の製作スタイルが垣間見える光景。
「カミワザ・ワンダ」の反対側は「カードキャプターさくら」等のPRスペースを設けて、
ファミリーや女性来場者はもちろん、萌え系好きの男性来場者の姿も目立ちました。



佐倉もえみさん


ユニフォームで分かる通り、佐倉さん達は「カミワザ・ワンダ」コーナーの専属。
「ワンダ」をモチーフにデザインしたユニフォームは、いかにもエンタメテイストで、
(一方、電通さんブースでは「ワンダ」の擬人化コスプレイヤーさんも→こちら
ブース周りを賑やかしていた着ぐるみと見比べるとデザイン意図も伝わりやすい筈。


カミワザワンダ


こちらのブースでは、腕に巻きつけられるバルーンマスコットを大量に配っていて、
佐倉さん達はそれらを配りながら、自らも腕に巻いてアクセサリーにしていました。
実務を担当するコンパニオンさんであると共に、イメージアイコン的役割である事が、
佐倉さんを始めとしたコンパニオンさん達の写真から明快に伝わっている筈です。