ニコニコ超会議2016(その20) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

4月下旬に幕張メッセで開催されたニコニコ超会議2016にて。
佐崎愛里さん=SANYOブース。




佐崎愛里さん


ニコニコ超会議の企業出展エリア(1~3ホール)で目にする出展社の中で、
毎回、大規模なスペースと派手な演出で注目を集めるのがアミューズメント企業。
煙草と同様、パチンコ・パチスロは年齢制限を含む様々な制約が設けられていて、
(自治体毎の規制や、業界団体・メディア等が定めた自主規制が挙げられます)
広告宣伝も、射幸性の高い娯楽である事を踏まえた手法や表現を採っている様子。
遊戯台の魅力を高める上でアニメや人気タレント等とのコラボが不可欠とされる中、
例えばコミックマーケット(の企業出展エリア)やアニメジャパンにブース出展したり、
秋葉原等のイベントスペースで(試打を含めた)一般向けイベントを開催するなど、
エンタメコンテンツを足掛かりに新規顧客を獲得しようと試行錯誤しているようです。


SANYO


前回に続いて出展していたSANYOさんは、名古屋に本社を置く業界の最大手。
業界NO.1の大ヒットを飛ばして現在も同社を支えるドル箱シリーズの「海物語」や、
グラビアアイドルをいち早く起用した新台等、企画力・開発力には定評があります。
今回の出展ブースでも、エンタメテイストが満載のイベントやアトラクションを用意。
様々なジャンルのゲスト達が登場する「アイマリンプロジェクト SPECIAL LIVE!!」や、
超大食いタレント3名が全国の名物を食べ尽くす「ご当地大食いバトル IN JAPAN」、
最新機種をいち早くお披露目する「最新機種実機バトル」等々、盛り沢山の内容。
加えて、グラビア美女&マッチョと共に楽しめる「スペシャル試打コーナー」も用意。
理屈抜きに楽しめるメニューを詰め込んだ、或る意味、異空間という趣きでした。



佐崎愛里さん


企業出展エリアの大型ブースの殆どがステージイベントをメインにした運営で、
(展示会ではなくイベントであるニコニコ超会議に相応しい運営と言えます)
娯楽企業の見本のようなSANYOさんのブースもド真ん中にイベント空間を配置。
メインステージの横に、サブステージ的な「スペシャル試打コーナー」も加えて、
開催時間中、途切れる事無くイベントを行う事により、賑わいを生んでいました。
一方、同社にとって本来の目的であるパチンコ・パチスロ台の訴求については、
前回同様、ブース左右の通路に沿って機種毎の試打コーナーを設けていました。
特別な演出は無くても派手な映像と音響を伴う試打風景は充分にイベント的で、
ブース全体が一つのまとまったイベント空間に仕上がっているのが分かります。


SANYO

SANYO

SANYO

SANYO

SANYO


それらを通路に向けて展開している為、来場者達が接する空間は限られていて、
競合他社のブース(例えばHEIWAさん→こちら )と大きく趣きが異なっていました。
娯楽に徹した出展内容の見せ方としては、ゲーム関連企業と共通する点も多く、
パチンコ・パチスロに無縁の自分も、新台の演出を見るだけで楽しめました。



佐崎愛里さん


SANYOさんらしさを感じさせる要素の一つが、佐崎さん達のユニフォーム姿。
上下セパレートスタイルは同社に限らずアミューズメント業界らしい雰囲気で、
ロゴカラーのブルーと明るいシルバーの配色で、同社らしさを表現しています。
スカート部分をアシンメトリ(左右非対称)なデザインやフレア調で表現する事で、
デザインの基本的なテイストは前回を踏襲しながら、今回らしさも加わりました。
サーキットに縁の無い自分にとっては、佐崎さんはコスプレ姿のイメージが強く、
(アニメジャパン2014→こちら や、同じ2014年のニコニコ超会議→こちら 等)
オーソドックスなデザインのユニフォーム姿をお見掛けしたのも今回が初めてかも。