3月下旬に東京ビッグサイトで開催されたアニメジャパン2016にて。
生田真理乃さん=SEGAブース。
セガさんの公式サイトを見ると、同社の事業領域は次の4つ。
【コンシューマー事業】
家庭用ゲーム、PCからスマートデバイス向けまで、
3つのグループ企業がパーソナルゲームに関する様々なサービスを展開。
【アミューズメント事業】
アーケードやダーツに関するゲーム及び機器の開発・販売や物流等、
アミューズメント機器事業に関する様々なサービスを展開。
【TOY・映像事業】
玩具の開発・販売、アニメーション~CG映像まで、様々なサービスを展開。
【アミューズメント施設事業】
アミューズメント施設、ボウリングやネットカフェ、三世代向け施設等、
子供から大人・ファミリーまで様々なターゲットに向けたサービスの展開。
秋葉原等に足を運ぶと、セガさんが運営するゲームセンターが複数あって、
自分にとってはゲーム全般を手掛ける企業というイメージが強いのですが、
アニメジャパンやジャンプフェスタ等、様々な展示会のブースに足を運ぶと、
むしろ、キャラクターを含む広義のコンテンツビジネス企業と言えるのかも。
今回は「イロドリミドリ」という新作コンテンツのPRを中心にブースを展開。
アーケード音楽ゲーム「チュウニズム」から生まれた女子高生バンドの名前で、
プレイ楽曲を軸に、ラジオやアニメ等のメディアミックスを本格化して行く予定。
今回のブースでは、ヒロイン達が弾くギター等の楽器(実物)やコミックの展示、
2月のJAEPO2016で披露されたライブのダイジェスト映像の放映等に加えて、
同作に携わっている声優さん等、様々なゲストを迎えたステージイベントを開催。
ステージイベント内では、サイン入りTシャツが貰える抽選会も実施されたらしく、
いわゆる「音ゲー」に力を入れている同社らしい出展風景だったと言えそうです。
セガさんの出展ブースをお見掛けする機会は年間を通じてそれなりに多く、
最大規模のゲームショウ等に比べると、今回のブースは極めてコンパクト。
出展規模は自社の基幹事業と位置付けるジャンルに比例している印象で、
アニメを「制作」している訳では無い同社にとって、この規模が妥当なのかも。
(ただし、マーチャンダイジング絡みで「製作」に参加する例は多い様子)
3方向が通路に沿ったブースの最も目立つ面で「イロドリミドリ」のPRを展開。
イベントステージと「チュウニズム」の実機を併置した参加性の高い構成で、
来場者達が「チュウニズム」を楽しんでいる様子はゲームセンターの雰囲気。
残りの2面は、それぞれプライズの展示コーナーと物販コーナーに割り振って、
コンパクトな規模ゆえに全てが通路沿いから見渡せて気軽に立ち寄れました。
こちらのブースでは5名のコンパニオンさん達が交替でブース前に立って、
主にプライズの展示コーナー前で、パンフレット等を配布していたようです。
セガさんは、いかにも展示会用のオリジナルユニフォームを持っていますが、
今回はそれを使わず既製のカジュアルアイテムを組み合わせていたようです。
結果的に、家族連れの来場者も多いアニメジャパンの雰囲気に馴染んでいて、
様々な展示会・イベントに参加する機会が多いセガさんらしい的確な選択です。
過去に生田さんをお見掛けした時はいかにも展示会的なユニフォーム姿が多く、
今回が最もご本人そのままのイメージに近かったのかもしれません。