コミックマーケット89(その11) | 私的PORTRAIT専科

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イベント等でお見掛けした方々の私的記録です。

2015年12月下旬に東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット89にて。
優月心菜さん=sprite/fairysブース。




優月心菜さん


企業出展エリアは運営側が割り振った小規模ブースが多数を占めていて、
見方を変えれば、イチオシ作品に特化したインパクトのある展示装飾が可能です。
アニメの場合、制作が発表されてからリリースまで数年を要する例も珍しくない為、
ここ数年の企業出展エリアで毎回のようにお見掛けしているお馴染みのブースも。
あくまで私的に、その典型的一例として思い出すのが「蒼の彼方のフォーリズム」で、
ブース名が作品タイトルの場合もあれば、出展社であるsprite/fairysさんの場合も。
spriteさんはアダルトゲームブランド、fairysさんは全年齢対象ゲームブランドらしく、
流通対策やサイトの運営・広告宣伝等々を円滑に行う為に棲み分けているようです。


あおかな


今回は、久々にsprite/fairysさんの2社を併記した出展名義になっていて、
2016年1月から代表作「蒼の彼方のフォーリズム」のアニメ放映スタートに先立ち、
オリジナルのレアアイテムをラインナップした物販を中心に運営されていたようです。
「蒼の彼方のフォーリズム」、略して「あおかな」は2014年11月末にゲームリリース。
ゲーム発売前にテレビアニメ化が発表されていた事を思えば、待ちに待った完成で、
この冬コミケまで「あおかな」をPRし続けて来た同社の苦労がやっと報われた感じ。
ちなみにアニメは1月11日よりテレビ東京他で毎週月曜の深夜に放送されています。



優月心菜さん


ここ数年、毎回のように出展している為か、ブースの雰囲気や構成はほぼ変わらず、
壁面を黒ベースにまとめて他社ブースと差別化しながら、いかにも物販ブースらしく、
今回の物販アイテムの数々をビジュアル付きで紹介したお品書きが目を惹く出展風景。
一段高い位置に社名表示を加えていますが、ブース周りのビジュアルだけでも充分で、
コミック・アニメ系ブースの場合、作品それ自体が最高の装飾である事が分かります。


sprite

sprite


今回はブースの向かって左側面が通路沿いで、ここをどう構成するかがポイントかも。
他の幾つかの出展社同様、同社の場合もイチオシ作品の大型イラストを設置していて、
「あおかな」のヒロインの一人「倉科明日香」のカッコ良い姿がインパクト大の光景です。
ここがコスプレイヤーさん達の立ち位置の一つで撮影コーナーの役割も果たしていて、
連日、終了時刻近くなると並びの待機列が出来る人気コーナーになっていたようです。



優月心菜さん

優月心菜さん


ゲーム版はspriteさんからの発売で分かる通り、アダルトテイストな美少女モノ。
大空を舞台にしたフライングサーカス(FC)と呼ばれる架空のスポーツをモチーフに、
「学園モノをベースにしたSF要素のある作品」というコンセプトでストーリーを構成。


あおかな


かつてFCの有望選手だった日向晶也は、とある経緯で競技から遠ざかっていた。
そんな彼の通う離島の久奈浜学院に、倉科明日香という美少女が転入して来る。
彼女にグラシュ(フライングサーカス用の特殊なシューズ)の飛行方法を教える内、
晶也はFCへの情熱を取り戻し、ヒロイン達と交流しながらFCに取り組んで行く。


というあらすじだけを読むと、爽やかな学園青春モノRPGといった趣きですが、
おそらくヒロイン達のエッチな描写を含めてオトナのファン達を楽しませる内容の筈。
ただ、アニメ版は民放各局が放送するので安心して観られる一般向けだと思われます。
(こうしたテイストのアニメ作品のコアな視聴者は圧倒的に大人だと思いますが…)
優月さんをお見掛けしたのは二日目と最終目で、それぞれ扮していたヒロインは、



二日目=鳶沢みさき


鳶沢みさき


好きな食べ物:うどん、たけのこ
趣味:食べること、おばあちゃんから教わること
飛行スタイル:ファイター
レーヴァテイン久奈浜学院2年C組。
晶也とは1年生のころからのクラスメイトで互いに親しい。
気ままでマイペースな性格でかなりの大食い。
天才肌で勉強もスポーツも努力せずに一通りでき、

FCも学院入学以前に経験している。
実家は旧市街にある豪農。



最終日=倉科明日香


倉科明日香


好きな食べ物:いちご
趣味:飼い犬の散歩
飛行スタイル:オールラウンダー
飛燕四型久奈浜学院2年C組。
物語冒頭で内地から学院へ転校し、晶也たちと同級生となる。
好奇心旺盛な努力家。常に敬語で話す。新興住宅地に両親、飼い犬と共に暮らす。
久奈島に来て初めてグラシュに出会い、晶也に飛び方を教わり楽しさにのめり込む。
FCの才能は一流。



今回初めてお見掛けした優月さんはタレント活動を中心にされているお一人らしく、
コミケを始めとしたコンテンツ系展示会・イベントではタレントさん達が数多く参加。
例えばモーター系の展示会等とは全く趣きの異なる被写体さん達をお見掛けできて、
コミケやアニメジャパン等に足を運ぶ際の楽しみの一つになっていると思います。