9月中旬に幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2015にて。
前田しずかさん=OPENREC by CyberZブース。
ネット企業の多くは様々な事業分野をグループ会社を通じて手掛けていて、
(ベンチャー精神なのか合理的な経営判断なのか、よく分かりませんが…)
アメブロで有名なサイバーエージェントさんも、同様の体制を敷いています。
CyberZさんはサイバーエージェントさんの100%子会社として2009年に創業。
Cygamesさんと同様に「Cy~」が頭に付く社名で、何となくピンと来るかも。
システム企画・開発やネットを活用した広告マーケティングを手掛けていて、
スマホに代表されるモバイル環境の急拡大に伴って、業績を伸ばしています。
昨年、スマホのプレイ動画共有サービス「OPENREC」でゲームショウ初出展。
「OPENREC」は既存のゲームアプリに組み込んで機能させるという使い方で、
ユーザー自ら簡単にプレイ中の画面を録画・編集・アップロードできる一方、
ゲーム提供側は「ForceOperationX」という広告ソリューションツールにより、
「OPENREC」内でプレイ動画を視聴したユーザー達のアプリインストール数や、
継続率を始め、各種のアクセス解析が可能になるというスグレモノのツール。
今回の出展では、昨年の約2倍(同社公式サイトより)のスペースを確保して、
「OPENREC」のゲームプレイ動画を通じて、新たなエンターテイメントを提案。
ステージでは、実況企画や対決コンテンツ等、来場者参加型メニューも揃えて、
ビジネス来場者から一般のゲームファンまでを幅広くカバーした運営でした。
初出展だった昨年の構造とデザインを踏襲しつつスケールアップしたブースは、
おそらく、ステージの観覧席と試遊コーナーの面積を大幅に拡大していた筈で、
ステージの左右に設けた雛壇状の観覧席が、何となくスタジアムのような趣き。
試遊コーナーは、ブース左右に長い専用カウンターを設けた整然とした造りで、
(ちなみに前回は、独立した試遊台を随所に配置していたと記憶しています)
ブース全体がきれいに左右対称な、すっきりした雰囲気に仕上がっていました。
装飾を排した黒ベースのブースは、いかにもテクノロジー系のクールな雰囲気。
どちらかと言うとBtoB的な事業内容である事を思えば手堅いデザインテイストで、
そのままビジネス系展示会に出展しても自然に馴染みそうなブースと言えます。
一方、前田さん達が着ていたユニフォームは昨年から大きくイメージを刷新。
昨年は、何となくお酒が似合いそうな雰囲気のラウンジガール的なデザインで、
(或いは、カジノやプレイボーイクラブのような社交場を思わせるデザインかも)
今回はチアリーディングチームのチアガールを思わせるようなPOPなデザインに。
明るい白のユニフォーム姿は、落ち着いた黒のブースとコントラストが際立って、
ともすれば地味に見えがちな出展風景を華やいだ雰囲気に一変させていました。
CyberZさんブースは、前田さんを含めて昨年から継続して起用された方々が多く、
会期中から最終日のグランドフィナーレまで盛り上げ方を心得ていたようです。
最後に、オマケの動画をUP。
終了時刻を過ぎても盛り上がっていた最終日のグランドフィナーレの様子です。