結果オーライ? | 士は己を知る者の為に死す

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2014年09月07日 日出の港にて




連日、慣れない講座の講師をやって疲労困憊の私、雨の土曜日は読書に専念。日曜日も読書をして過ごす予定だったのが、青空の誘いを断りきれず、のろのろと準備をして出撃。



日曜日と言うこともあり、遅くまで釣りはできないので、久し振りに近所の港。ここは私のホームグラウンド。まぐれの一枚から一年半、釣れない日々を過ごした後に、「ここを極める!」と決意して、毎回同じ撒き餌を手に提げて通った港。小さな小さな港です。



ここで来る日も、来る日も、竿を出し、まぐれの一枚を重ねては、データーを更新。やがて、季節によるパターンを把握して、ここのチヌを極めるのに三年。よく通ったものだと自分でも関心する。



数年前に、防波堤に至る道中にボート屋がスロープを作り、ただでさえ狭かった道が、更に狭くなり、すっかり足が遠のいてしまいました。



たまには、苦労もいいだろうと、えっちらおっちら道具を運んで三往復。分けて運ばないと危険が危ない!



いつもの場所は、防波堤の外海に面した側なんだけど、今日はどうしても内側の船と船の間を狙ってみたい。



日中、港の中をふらふらと泳いでいるチヌを目撃します。






どうにもあいつを釣ってやりたい。が、船を係留しているロープが複雑に交錯する内側は、糸が切れる危険がいっぱい。



強烈に引かれても、糸を出さなくていいように、道糸3号、ハリス2.5号の太仕掛けで臨みます。




まぁ、それでもロープに付いてる牡蠣や烏貝、藤壺の殻に触れれば一発で切れてしまいますがね。



居るか居ないかわからない場所で、餌取りに遊ばれて帰るよりは、食わせることができなくても、擦れで糸を切られるとしても大物がいる場所で竿を出してみようと思ってしまったわけです。





さて、壁際には撒き餌をする前から小さな魚がうろうろしてます。



案の定、オキアミは浮子こそ沈むものの、魚は釣れず。夕方までの二時間半でチャリコ2匹。


1



さて、西のお山に夕日が沈む頃。す~っと沈んだ浮子が海中で止まりました。餌取りなら、ここから浮子が浮いてきます。沈んだままの浮子に可能性を感じながら竿を立てると、叩く、走る、そして叩く。



チヌ、降臨!


2



船と船の間でしかやり取りができないので、あっちにこっちにと竿を倒し、狭い範囲で魚を泳がせて疲れさせます。数分格闘して30センチのチヌをタモに収めました。



「あ~、やれやれ、これでいつでも帰れるぞ」



と、独り言を言ってはみたが、もちろんそれで満足して買えるはずもなく、支度を整えて釣り再開。




しかし、浅い海でしばらく魚が暴れたもんだから、暫くは雑魚もいない静かな海。待っても待っても餌を取られません。30分くらい経ったでしょうか?練り餌をぶら下げた浮子がひょこひょこと動きます。さては、餌取りが戻ったか!?



が、次の瞬間、ロケットのようにお気に入りの棒浮子が海中に消えました。竿を手にすると同時に竿先は曲がり、強烈なチヌの感触が伝わってきます。魚は、右に右にと走ります。ここで竿を立てれば、ロープや船底に擦れて糸が切れてしまいます。



海中に竿先を突っ込み、糸を出さずに耐えます。



糸が水平になると、不思議とチヌは抵抗しなくなります。



じわり、じわりと引き寄せますが、ハッと我に返ったチヌが、再び走ろことの繰り返し。



チヌは、段々体力を失い、やがて水面に顔を出す、空気を吸う、観念する。




サイズは42センチ。



4




まずまずの良型ですが、大物とは言えないかな?




しかし、狙ったチヌを釣って大満足。





目的は果たしたのだが、やはり満足しない。再び仕掛けを投げ入れて、三匹目を狙う。釣り人は強欲ですなぁ。




が、その浅ましい根性が、神様、嫌仏様にばれたのか、恐怖のゴンズイ三連荘。こいつの棘に刺されたら、一晩中疼きます。二度、経験があるので刺されるのは真っ平御免。




糸を切って「さよ~なら~」



次は豆鯵



次はメイタ


5



ここで撒き餌が切れて納竿と相成りました。






かなりスリリングな釣りでしたが、終わってみれば結果オーライ。 釣り仲間が、餌取りやメイタに泣かされている中、40オーバー二連荘。私的には絶っ好調~であります。






夜は期待していた展開にならず、肩透かしを食らった感じですが、それでも三枚の釣果は大満足でありました。