故人献金 | 士は己を知る者の為に死す

士は己を知る者の為に死す

男は自分を理解してくれる人の為なら命を懸けて尽くす

主従関係は、征服支配よりも理解



太郎「故人献金って、何?」
康夫「ポッポちゃんの献金問題」
太郎「?_?」
康夫「ポッポちゃんの資金管理団体が提出した政治資金収支報告書に記載されていた個人が、死んでた人だったから、故人献金」
太郎「駄洒落かよ~」
康夫「まぁ、そう言うこっちゃ」


太郎「で、資金管理団体って何?」
康夫「君も持ってるでしょ?素淮(そわい)会」
太郎「あぁ、事務所のことか!」
康夫「まぁ、平たく言えば、そうなるかな?」
太郎「康夫ちゃん、難しい言葉が好きだからなぁ」
康夫「君が知らな過ぎるの!去年、政治資金で飲み食いして、世間を騒がせたじゃない!あの時、資金管理団体ってテレビでも新聞でもいっぱい出てたよ」
太郎「そうだっけ?」
康夫「本当にもう!僕は、かなり迷惑したんだからね」
太郎「あれ?康夫ちゃんがボスの頃?」
康夫「そうだよ!」
太郎「まぁまぁ、そう興奮しないで。興奮すると毛根が死ぬよ」
康夫「え?そうなの?」
太郎「吾輩の予想通りなら」
康夫「なんだ、あてずっぽうか」


太郎「そうとも言う。ところで、政治資金収支報告書って、何?」
康夫「え~、それも知らないのぉ?」
太郎「知らないから、訊いているんじゃない。訊くは一時の恥、知らぬは一生の恥」
康夫「なんで、馬鹿な太郎ちゃんが偉そうなんだ?」
太郎「それは、僕が偉いから」
康夫「ふ~ん」


太郎「いいから教えて!」
康夫「はいはい、わかりましたよ。政治資金収支報告書って言うのは、資金管理団体の帳簿だよ」
太郎「・・・」
康夫「家庭で言えば家計簿」
太郎「なんだ、最初っからそう言ってくれればいいのに。じゃあ、貰ったお金と使ったお金の金額がかいてある帳簿ってことだね」
康夫「まぁ、そういうことです。政治資金は、きっちり収支報告しなくちゃならないの」
太郎「どこに?」
康夫「総務省」


太郎「へぇ~、そうなんだ。特捜部じゃないの?」
康夫「それは、君が悪いことをしたから、捜査資料として提出を求められたの」
太郎「ふ~ん。で、ポッポちゃんは、なにをやったの?」
康夫「死んだ人から献金をもらったって、帳簿に載せたの」
太郎「何でそんなことするの?普通は、貰ったお金を帳簿に載せないで捕まるのに」
康夫「マネーロンダリングってやつですなぁ」


太郎「お金を洗濯したら、縮んじゃうよ。自動販売機で使えなくなるよ!」
康夫「本当に洗濯するわけないじゃない。表に出せない裏金を、表に出せるお金にすることをマネーロンダリングって言うの」


太郎「ほほぅ~!で、ポッポちゃんは、どんなお金を洗ったのかな~?」
康夫「おそらくは、大口の企業献金を、小口の個人献金に書き換えたんだと思う


太郎「どういうこと?」
康夫「ポッポちゃんの党は、野党の時に企業献金を禁止しろって吠えてたじゃない?」
太郎「そうだったねぇ」
康夫「でもさ、この日本で個人献金だけで政治活動するのは不可能」
太郎「確かに!」
康夫「似てねぇ~ >_<」
太郎「そうかなぁ?」
康夫「ダイゴのつもり?」
太郎「そのつもり」
康夫「似てねぇ~!」
太郎「ひどい!ひどいわぁ! ;_; 」
康夫「何も泣かなくったって・・・」
太郎「今月、一押しのネタだったのに!」
康夫「悪かった、僕が悪かったよ」
太郎「じゃあ、似てるって言って」
康夫「それは・・・無理!」
太郎「 しょぼん


康夫「話を、戻すよ。ポッポちゃんも献金は欲しい。欲しいんだけど、企業献金だとばれたら、突っ込まれる。だから、それを数万円の個人献金に書き換えて帳尻を合わせたってことよ」
太郎「それって、ヤバくない?」
康夫「もちろん、ヤバいさ。だから、ポッポちゃんは、だんまりを決め込んだんじゃない」
太郎「ずるいなぁ、野党の時は、あんなに『説明責任』って僕を苛めたのに」
康夫「立場が変われば、言うことも変わるのさ!」


太郎「そんな、政治家みたいなこと言って」
康夫「もしも~し!僕は政治家ですけど?」


太郎「おっと、口が滑っちまった。で、ポッポちゃんは捕まるの?」
康夫「まさかぁ。仮にも日本国の首相ですよぉ。検察だって、滅多な事じゃ手が出せません。秘書に責任を押して受けて、首を切って、おしまい」


太郎「あちゃ~、なんと、まぁ、古典的」
康夫「そうだね、僕等が散々やってきた、蜥蜴(とかげ)の尻尾切り」
太郎「朱に交われば、朱ら朱朱朱~・・・・てか!?」
康夫「僕も昔は、志を持っていた」
太郎「へぇ~初耳」
康夫「ムカッ!もう、太郎ちゃんとは、えんがちょ!」
太郎「望むところだ! しょぼん