青唐辛子 | 士は己を知る者の為に死す

士は己を知る者の為に死す

男は自分を理解してくれる人の為なら命を懸けて尽くす

主従関係は、征服支配よりも理解



人の味覚とは、かくも違うものだろうか?


庭に植えた唐辛子、青い実がわんさかと生ったので、塩漬けにして師匠宅にお裾分け。


「はい!お土産」
「何これ?」
「青唐辛子の塩漬け」
「あぁあ、辛い?」
「当たり外れがあるけど、辛いのは辛いよ」
「ふ~ん」



「辛い!辛い辛い辛い辛い辛い!」
「どしたん?」
「辛いじゃん!・・・辛い辛い辛い辛い辛い!」
「もしかして、かじった?」
「うん!辛い辛い辛い辛い辛い!」
「あはは」
「もう~死ぬ~辛い辛い辛い辛い辛い!」
「そうかなぁ?」
「辛い辛い辛い辛い辛い!」
「そんなに辛いかなぁ?」
「辛い辛い辛い辛い辛い!」
「ひときれかじっただけじゃろ?僕は、二本微塵切りにして、そうめんの薬味にして食べるよ?」
「あんた、舌がおかしいんじゃわ。辛い辛い辛い辛い辛い!」
「確かに!」
「も~、死にそう・・・辛い辛い辛い辛い辛い!」



「どれどれ?」
と、師匠も一切れバクリ
「そうでもねぇじゃん」
と、もう一切れパクリ
「ん?お?あら?」
「どうした?」
「あ!かっら~」
「そう?」
「めちゃめちゃかれぇ」
「あら~」
「こ~ら、かれぇ」



いやはや、二人とも30分くらい「辛い!」と叫びっ放しでありました




どうやら、おいらの舌は、かなり鈍感なようです