太郎「ついに買いましたよ~」
康夫「何を買ったの?」
太郎「ECOバッグ」
康夫「今頃?」
太郎「だって、男がECOバッグ持っていくのって少し抵抗があったじゃない?」
康夫「それやそうだけど」
太郎「6月1日から、大分県のスーパーもレジ袋が有料になります」
康夫「あぁ、それで」
太郎「そうそう、これで男も大手を振ってECOバッグを使える」
康夫「うん、まぁ、抵抗感は減ったね。しかし、商品は値下げされるんだろうか?」
太郎「なんで?」
康夫「だって、これまでレジ袋は無料だったわけでしょ?」
太郎「そうだね」
康夫「ってことはよ、商品の代金に経費としてレジ袋代が含まれていたんだよ」
太郎「え?そうなの?」
康夫「当然でしょう。例えば、今まで1000枚のレジ袋が出ていたとしましょう。有料になってそれが100枚に減ったとしたら?」
太郎「どうなるの?」
康夫「単純に、レジ袋が1枚1円としよう」
太郎「ふむふむ」
康夫「これまでレジ袋の仕入れに\1000円かかっていたものが\100に減るわけですよ」
太郎「おぉ!」
康夫「しかし、これはかなりの経済衰退ですよ」
太郎「なんで?」
康夫「レジ袋の消費が減れば、それを製造している会社の売り上げが減るじゃない?」
太郎「あらま~!でも、ECOバッグが売れるじゃない」
康夫「ECOバッグは一度購入したら、しばらくは買わないでしょ?使い捨てじゃないんだから」
太郎「そっかぁ」
康夫「で、どんなバッグを買ったの?」
太郎「これ!」
康夫「太郎ちゃ~ん、ECOバッグをレジ袋に入れてもらっちゃ駄目じゃない」
太郎「あ!」
康夫「マスコミに見せるときは、袋から出してね」
太郎「了解!」
康夫「しかし、銀色のごついバッグだねぇ」
太郎「やっぱさぁ、ありきたりのECOバッグじゃ面白くないじゃない?」
康夫「・・・」
太郎「ECOバッグとして一番初めに頭に浮かんだのは、LOGOSのトートバッグだったんだけどね」
康夫「ふ~ん」
太郎「コールマンのツーバーナーを入れるのに丁度いいサイズで、内側は防水加工してあるから、液体がこぼれても安心だしね」
康夫「そりゃあ、優れものだ」
太郎「でも、いまどこに売っているのかわからない」
康夫「ふむふむ」
太郎「時間もないんでね。取り合えずソフトクーラーにしたわけ。防水、保温だから、冷凍食品や弁当をよく買う僕にはピッタリ」
康夫「なるほどねぇ。でも、それ目立つよ」
太郎「僕、目立つの大好き」
康夫「さっき、ECOバッグを持って行くのは恥ずかしいって・・・」
太郎「それはさぁ、せこい男だと思われるのが恥ずかしいわけで、バッグが派手で目立つことは大歓迎」
康夫「・・・」
太郎「ところで、康夫ちゃんは持ってるの?」
康夫「何を?」
太郎「だから、ECOバッグだよ」
康夫「僕はECOバッグは使わない」
太郎「どうして?」
康夫「僕の後援会の会長が、レジ袋を製造販売する会社の社長だから」
太郎「・・・仕方ないね」