パンでソースを拭う | 士は己を知る者の為に死す

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昨日(04/01)あるテレビ番組のクイズを見ていて

「西洋料理で、必ずパンが出されるのはなぜでしょう?」

という問題があった。


私が出した解答は

「口のまわりについたワインを拭うため」


だったのだが、番組の解答は

「お皿に残ったソースを拭って食べるため」


だった


私の記憶では、パンで料理のソースを拭うのはマナー違反だったのだが・・・

出演した料理人は

「西洋料理では、料理に合わせて様々なソースを作ります。残ったソースはパンで拭って味わって下さい」

的なことを言っていた


ここで疑問


「そもそもソースとは、料理の引き立て役であり、ソースだけで味わうものか?」


ネットで検索

●マナー違反である
●マナー違反ではない
●マナー違反ではないが、行儀がいいとは言えない
●ちぎったパンをフォークに刺して食べれば、マナー違反にならない
●イギリス式ではNGだが、イギリス式でなければOK
●内々の食事会ならOK、晩餐会ではNG


予想した結果ではあったが・・・


明文化されている法律でさえ、裁判官の解釈によって180度違うものになってしまうのだから、マナーにおいては、店の数ほど基準があるのではないだろうか?


情報を発信している人は、皆正しいと信じて発信しているのだろうが、その情報源が間違っているとしたら・・・


それにしても、口のまわりについたワインを拭う話は、見つけられなかった

まぁ、これもテレビで仕入れた情報なので眉唾ではあるのだが

現代人は、髭を蓄える人が少なくなったから、必要なくなったと言うことであろうか?


そうそう、昔観たテレビ番組で、食べ終わったお茶碗にお茶を入れて、食べ残したご飯粒を流し込む様を見たご婦人が、したり顔で「下品ねぇ」と言っていた


禅宗の僧侶が修行をするドキュメンタリー番組では、食事の最後に茶碗にお湯を入れ、一切れの沢庵で、茶碗にこびり付いた米の欠片まで拭い、食べていた


そもそも、茶碗なのだから、茶を入れるのは当たり前。と、言うのは屁理屈?



マナーは生き物であり、情報も生き物である


八百万の神を捧信する日本人は、「よそはよそ、うちはうち」と言う寛容な精神で、争い事は好まないのであるからして、隣のマナーは隣のマナー。目くじらは立てないのである


なんてことを言って実践すると、西洋料理のお店で白い目で見られることになるから用心召されよ