不祥事 | 士は己を知る者の為に死す

士は己を知る者の為に死す

男は自分を理解してくれる人の為なら命を懸けて尽くす

主従関係は、征服支配よりも理解


『今回の責任問題を先送りにするなど、協会トップの大甘体質は相変わらず。ましてや今回の事件が氷山の一角である可能性も否定できない。不祥事の連続で国技の根幹が揺らいでいる中、協会のあり方そのものが問われそうだ。』



康夫「太郎ちゃん、まただね」
太郎「そうなんだよ。参っちゃうよなぁ。表彰状を読むの楽しくてさ。次の場所も行くつもりだったのに」
康夫「しかしまぁ、マスコミはワンパターンだね」
太郎「そうそう、野党と同じ。何かあるとすぐ辞めろって、壊れたレコードじゃねぇんだからさ。もっと気の利いた記事は書けないもんかね?」
康夫「反体制もいいけどさぁ。盛り上げるってことも考えないかねぇ」
太郎「何、その反体制って?賛成制もあるの?」
康夫「馬鹿だねぇ、太郎ちゃん。そんなこと言ってたら笑われるよ」
太郎「現首相に向かって馬鹿とは何だ!馬鹿とは!失礼じゃないか」
康夫「だって知らないんでしょ?」
太郎「知らないだけで、馬鹿ではない」
康夫「・・・」
太郎「いいから教えなさい」
康夫「反体制ってのは、反・体制ってことで、権力や政府に対して批判的な姿勢のことだよ」
太郎「ふ~ん、何でも反対なの?」
康夫「そう、何にでも反対としか言わない」
太郎「それこそ馬鹿じゃん」
康夫「まあね。だけど、その方が大衆には受けるわけよ。いわゆる判官贔屓(はんがんびいき / ほうがんびいき)ってやつ」
太郎「がんがんいびきをかくとどうにかなるわけ?」
康夫「本当に馬鹿だなぁ」
太郎「だから、知らないだけで馬鹿じゃないってば」
康夫「『判官』とは九郎判官義経のこと。」
太郎「だから何?」
康夫「義経は、実兄の頼朝に嵌められて、殺されちゃったでしょ?」
太郎「そうだねぇ。あれは、可哀そうだったねぇ」
康夫「見たのかよ!」
太郎「昔、NHKでやってた」
康夫「ありゃりゃ」
太郎「あれは、いけないよねぇ。弟に嫉妬(やきもち)妬いて殺しちゃうなんて。てめぇら人間じゃねぇ!たたっ切ってやる」
康夫「あらあら、破れ傘刀舟になっちゃったよ」
太郎「もう。義経が哀れで哀れで」
康夫「つまり、そういうこと。」
太郎「はぃ?」
康夫「理由も無く、弱い方の味方をすることを判官贔屓と言うのでありんす」
太郎「理由はちゃんとあります。正義は義経にある」
康夫「それはそうだけど、それでも頼朝に味方した侍もいたでしょ?」
太郎「いたねぇ」
康夫「だからさ」
太郎「ふ~ん。で、それとマスコミとどう関係があるの?」
康夫「国家と国民、弱いのはどっち?」
太郎「国家。国の主権は国民にある」
康夫「おや、まぁ、極めて模範的、偽善的回答ですこと。さすが、内閣総理大臣。で、本音は?」
太郎「もちろん、国家、政府に決まってるじゃん」
康夫「でしょ?だから、政府を批判する記事の方が大衆、つまり国民にはうけるわけ」
太郎「なるほどねぇ。営利を目的とする報道に正義は無いってこってすな」
康夫「その通り。部数を伸ばすため、視聴率を稼ぐために信念と理想を捨てちまったのさ」
太郎「何が管理責任だ!何が監督責任だ!子供じゃねぇんだ!24時間見張れって言うのか?まったく、非常識にもほどがある」
康夫「だよね~。報道こそ数々の不始末を揉み消してきたし、責任もとってない」
太郎「目糞鼻糞だ」
康夫「その場合、どっちが目糞で、どっちが鼻糞なの?」
太郎「似たり寄ったりなんだから、どちらでもよろしい」
康夫「気になるんだけど」
太郎「それこそ、目糞鼻糞だよ。目糞だろうが、鼻糞だろうが、糞なんだから、大差ないの!」
康夫「そういうもんかねぇ?」
太郎「そういうもんです」
康夫「で、どう始末するの?また、理事長の首を替えるの?」
太郎「いいや、それはできない。そんなことをしたら僕の首も危ないからね」
康夫「あぁ、そうだね。例の原稿の漢字の読み間違い」
太郎「そうそう、やばいのよ」
康夫「分相応にしとけば?」
太郎「だから、知らないだけで馬鹿じゃないんだってば」
康夫「♪しゅ~ちし~ん しゅ~ちし~ん・・・・」