師匠と二人、散々悩んだ挙句、サンフラワー舳先の宇和島フェリー向きの岸壁で竿を出すことに決定。
16時過ぎに準備を始める。師匠は既に撒き餌を準備済み。って言うか、昨日の残り。で、早速撒き餌を始める。
おいらは、凍った沖アミを砕くところから始める。鶴見で使った集魚剤の残り、臭くて気に入らないので、全部放り込んだら、とんでもない量の撒き餌になってしまった。
「おりゃ~」「とりゃ~」どばどばと、湯水のごとく撒き餌を入れる。
ゆっくりと昼食を食べる。
おもむろに仕掛けを作る。
そして、第一投を投じる・・・・もぞもぞ・・・・すい~
ゆっくりと棒浮木が沈んで行く「来た~!!!」
30弱の見事なメイタ。
「師匠!今日は、最初から飛ばしまっせ~」
「絶好調やな?一投目?」
「はい!一投目です」
「すげぇじゃん」
「はい!すげぇです」
すると、今度は師匠が
「来た~!!」
こちらもメイタ。今日は、調子がいいぞぉと思ったのも束の間
ぷ~ぷぷ~「こちら海上保安庁です。接岸します。釣り人の皆様、竿にご注意ください」
あちゃ~疫病神の登場だ。
竿に注意だとぉ?俺が作ったポイントの真上に接岸じゃねぇか!
と、文句を言っても仕方ない。泣く泣く作ったポイントを捨て、釣り座を移動する。
「海上保安庁は、龍二君の天敵やなぁ」
「天敵じゃあありませんよ。疫病神です。疫病神!」
「そうかぁ、疫病神かぁ。この前はあっちの岸壁でやられ、今日もやなぁ」
「ですよねぇ。まったく」
一文字向きの岸壁に移動したものの、さっぱり当たりがない。時々、何かが突付いているような動きを浮木がするのだが、回収してみると沖アミは無傷。まるで狐に鼻をつままれたようだ。
結局、いい型の鯵を数匹釣り上げて、雨に心が折れた。
「帰りますか?」
「帰りますか?」
「帰りましょう」
「帰ろう」
海上保安庁と雨にノックアウトされ、失意の納竿とあいなりました。