Suica | 士は己を知る者の為に死す

士は己を知る者の為に死す

男は自分を理解してくれる人の為なら命を懸けて尽くす

主従関係は、征服支配よりも理解

それは、茨城の土浦駅でのことだった


切符を買おうと券売機の所に行くと、同行のAさんは、腕組みをして僕を待っている。

「切符、買わないんですか?」

「俺はこれ」

と、なにやら緑色のカードを見せる。

「何ですか?それ」

「Suica!これがあれば切符はいらない」

「ほほ~それは便利そうですね。僕も買ってみよう。どこで売ってるんですか?」

「それで買えるよ」

と、券売機を指差す。なるほど、確かにメニューにSuicaがある。早速購入。

「ふふふっ、これでおいらも都会人」

そそくさと自動改札機へ。Aさんは既に通過している。

「どれどれ、ここか?」

ところが、Suicaがスリットに入らない。むむ~、いきなり不良品か?

そこへ、Aさんが近づいてきた。

「どうしました?」

「Suicaが、入らないんです」

「え?」

「ほら、どうやらSuicaの方が、スリットより厚いみたいで」

「あの~(^_^;)、Suicaは、スリットに入れるんじゃなくて、そこのSuicaのマークのところにあてるだけでいいんですよ」

「え?これってSuicaが使えるってマークなんじゃないんですか?」

「そこがセンサーなんです」

「・・・」

やっぱり、田舎者は田舎者でしたぁ