職場で修羅場が起こった日、
どストライク君に呼び出された。
ちょうど出張中だったどストライク君、私からの連絡を受け、急いで帰って来たのだ。
その日初めてチカオ君の涙を見た私は、
いくら最後とはいえ、どストライク君と2人で会う事にためらいが有ったけれど、それと同じ位、最後だから顔を見ておきたいという気持ちも有った。

ちなみに同じ職場なのに何故最後かというと、どストライク君は翌日からまた違う営業所で長期研修を受けることが決まっているため、職場で顔を合わす事はないのです。

私が退職するのも遠方へ引っ越すのもあと数日。
とすると、恐らく今日が今生の別れになるだろう。

待ち合わせの場所に佇んでいるどストライク君を、遠くからしばらく見つめる。

私の不注意のせいで
彼を窮地に陥れてしまった。
チカオ君は慰謝料を要求するだろう。
彼の家族にも言うだろう。
彼をクビにしないと
上司が言ってくれた。
それだけが救い。
私が誘ったから、だから彼をこんな窮地に陥れてしまった。

とてもゲッソリした気持ち。
きっとどストライク君もそうだろう。

だけど、そんな時なのに、
駅で佇む彼は、
やっぱりカッコいいのであった。
やっぱりどストライクなのだ。

あーーーもーー!
こんな時まで私の脳みそピンク色‼︎

緊迫した状況なのに、
いまいちどこかシリアスに
なりきれない私。
40年も生きるとこんなもんかねぇ?

神妙な面持ちでどストライク君とカフェで向き合う。

昨晩LINEを見られ、スマホを取られ証拠をすべて抑えられてしまった事、会社に夫が来た事、上司まで巻き込んでしまった事、慰謝料を請求するつもりらしいという事。あらかじめ伝えてはいたけれど、今までのいきさつを改めて話す。

『私のせいで本当にごめんなさい』

さすがの私も、かなり責任を感じているので、この言葉を100回位繰り返す。

どストライク君は

『もう謝らないで。俺たちは同罪なんだよ。hanakoちゃんは自分が誘ったって言うけど、俺だって、反対方向なのに車で送って行ったんだ。俺も同じ気持ちだったんだ。同罪なんだよ。ちゃんと罰は受けるよ。』

嘘でもいい。

逃げ腰にならないどストライク君。

私は男運がいいね。

本当にありがとう。

とりあえず、私は夫との再構築を頑張る。夫をこれ以上傷つける事はできないのでお互いの連絡先は消すこと。もう2度と会わないこと。それを伝えた。

私とチカオ君は別居が決まっている。
いくら私が再構築を訴えたとしても恐らく離婚になるだろう。

どストライク君は嫁と子供がいる。
もう結婚して10年。
恐らく離婚にはならないだろう。
それだけ深い絆が有る。
と私は予想する。

それでいい。
お願いだから、私の性欲の暴発のせいで家族離散とかにならないで欲しい。

自分勝手な言い分!
浮気された妻からすりゃあ、
死んでくれ!って感じですね。

だけどね、どストライク君は無料の風俗に3回ばかり行っただけなんだ。
据え膳食わぬ男なんて日本に5人位しかいないんだ。

許されるなら嫁に土下座して謝りたい。
そして、
『どストライクさんは身体の浮気をしました。けど、心は家族の元にいつも有りました!だから許してあげて下さい!』

と言いたい。

こんな事、浮気相手に言われたら
余計腹立つねぇ…。


一方どストライク君。

『怒らないで聞いて欲しいんだ。』

『正直な気持ちを言うね。
俺は嫁と子供と別れる事はできないと思う。』

うむ。それでよい。
若干振られた感は否めないけど、
それが当然なこと。

そこからまだ彼の語りは続く。

『だけどね、hanakoちゃんと別れるという選択肢もないんだ。
世間には理解されないと思う。常識にも合わないと思う。
hanakoちゃんが離婚になったら、うちで一緒に住もう。そして俺の子を産んで欲しいんだ。』


………。


…………。


思わず

『どっかの国の石油王かっ‼︎ 』

と突っ込んでしまった。

一軒家に嫁と子供と愛人とその子供。

それがどストライク君の描く未来。

アホかーーー!

を通り越して爆笑‼︎‼︎

どこの世界に愛人を家に招き入れる嫁がおるねーーーーん!

『だってこれしか解決策思いつかないんだもん‼︎ きっとhanakoちゃん嫁と合うと思うんだ‼︎ 嫁も遺跡好きだし(私は遺跡好き)』


私とどストライク君はまさしく同類。
貞操観念が崩壊していて、しかも緊張感もどこか希薄。こんな窮地でもオロオロせず、逃げず、しっかり向き合おうとするのは責任感が強いのではなく、頭の線が一本飛んでるからかな?


これで私が

『じゃあ一緒に住む♡』

って言ったらどーなるんだろ。

というか言うわけないと思ってるからできる提案か。

けど、すごく真剣な顔で言われるとあながち冗談でもないような。
なんか不思議な気分になり、
緊張感はなくなり、
目の前で連絡先を消し、
最後にどストライク君の手を握り。
そして私はカフェを後にした。








私はとても、時間をかけてブログを書きます。適当に書けるほど文才ないし、記憶を辿り、その時の気持ちを思い出し、うんうん言いながら書いてます。

それなのにそれなのに、
ここ最近のブログを消してもーた。

内容は私のおいたが夫にバレた
修羅場の話し。

流れとしては

夫に女として見られず
セックスレス
職場が同じもろ好みのどストライク君
にエロスを感じて私ムラムラ
夫の転勤が決まり遠くに引っ越す
事が決定
最後の思い出にどストライク君と
やったろーと決心する私
念願達成‼︎
うっかりラブラブな雰囲気に
酔う私
夫にどストライク君とのラブラブなLINEのやり取りを見られ修羅場突入
夫が私とどストライク君の職場に突入し、上司を巻き込む修羅場

ここまで。

ブログとはいえ、赤裸々に書くのはどうかとふと疑問を感じ、その時の勢いで消してもーた。
今となっては後悔。

しかし書き直す気力はない。

またボチボチ記録していこう。