クリン君と私は2度目の日帰り旅行へ行くことになった。


とてもマイナーな旅。

浜の景色を楽しむ+グルメの旅。


クリン君のお父さんから借りてきた車で楽しいドライブ。

まずは六甲山に登る途中の素敵なレストランでランチ。

お店の人に頼んで、初めてツーショットの写真を撮った。

(二人の微妙な距離感に笑けた!こぶしひとつ分)


それから姫路に有る、マイナーな観光地らしい浜へ。


すでに夕方で誰もいない砂浜。

その先に広がる崖、岩、テトラポット、あと夕日。

ロマンチックすぎるロケーション。


より海に近づく為に、私達は軽い崖とテトラポットを歩いていく。

足場が相当悪かったので、先を歩くクリン君が私に向けて手を出す。


このまま手を繋ぐのか・・・


と思いきや、うんしょ、と私をテトラポットの上へ引っ張りあげると

すぐに手を離すクリン君。


おーーい、手を繋ぐなら今のタイミングじゃないですかー


と思う私。へたれなクリン君である。


夕焼けと海。これ以上ない位に素敵な自然。

ジーンと来る。

この場を選んで私を連れてきてくれたクリン君にもジーンと来る。

線香花火で夏を満喫する私達。


相変わらずチンチクリンでだっさいクリン君←本当にひつこい。

でも今日はもっとそばにいたいとすら思った。

車で移動する間もずっとお喋り。

今日もたくさんのクリン君を知れた。

楽しい大切な時間。


夕焼けは夜空に変わる。

結局クリン君から手をつないで来ることもなく

ロマンチックな浜から去ることになった私達。

手ぐらい繋いでもよかったのに・・・。


その帰りである。

姫路のきたない居酒屋でご飯を食べた。

ホロ酔いの私は(私だけビールを飲んだのです・・・)、

試しにちょっとクリン君と近めな距離感で

酔っちゃたわ~

と言ってみた。

ベタすぎる・・・・。

ちっとも酔ってないし・・・。


ロマンチックとはかけ離れた姫路の繁華街を歩く。


真っ赤な顔になった私(お酒弱いのです)を

見たクリン君は、すっと私の手を取ってニッコリ微笑む。

しばし手を繋いで歩く私達。


とても照れくさくて、ちょと恥ずかしくて、

まるで10代の気分でした。


げへへ~