桐島、部活やめるってよ@渋谷東映 | 男の滑走路

男の滑走路

日々の出来事を徒然に・・。


男の滑走路

遅ればせながら「桐島、部活やめるってよ」を観てきました@渋谷東映。

ちなみにカメラ持ってる神木君は「桐島」じゃないです。
上映してからだいぶ経っているけど、会場はほぼ満席。

この映画、捉え方は違うとしても、誰が見ても「あぁ、学校生活ってこんな感じだったよな」とか「あぁ、帰宅部にこんな奴いたっけなぁ」とか「吹奏楽部とか映画部ってこういう扱いだよなぁとか」と思えるところがたくさんあるので、オススメ。

そういった運動系と文化系と帰宅部の高校生達のなんとも言えない機微な関係がそれぞれうまく描かれてて、「スクールカースト」なんて評する人も多いんだけど、そういう立ち位置だけじゃなくて、友人や異性に対する意識や表情、言動なんかが一つ一つ、面白い。

僕はオーケストラ部だったけど、映画部の連中の気持ちはよ~くわかる。仲は悪くなかったけど、運動部の人たちにどれだけ騒音扱いされたことか、オケラなんて呼ばれてたからね。ま、運動音痴なのは今も昔も変わらないけどね。

劇中では二人のバトミントン部女子が良かった。ちっちゃい女性の方が特に共感できたな。

邦画では今年一番の傑作じゃないですかね。