ラ・フォル・ジュルネ 東京都交響楽団の「悲愴」 | 男の滑走路

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昨日聴いたラ・フォル・ジュルネでの小泉和裕指揮 東京都交響楽団のチャイ6「悲愴」の話。


~ロシアの祭典~がテーマですから、ロシア人の曲をロシアのオケで聴きたかったというのが正直なところだったんですが、観たいプログラムのチケットがすべてSOLDOUTということで、席に余裕のあった都響を観ることになりました。


が、しかし!しかしですよ、残り物には福があるといいますか、予想していたものと全く違ってまして、これが素晴らしかった!


東フィル、新日フィル、N響など日本のオケは少しは聴いたことがあったのですが、都響は初めて。いやぁ都響、いいですねぇ。


ビオラが良いオケは良いオケだと聴いたことがありますが、まさにそのとおり、冒頭部のビオラの音を聴いた瞬間から、これはもしかすると当たりかもと思ったのですが、その期待は第4楽章の最後まで裏切られることがありませんでした。


そして、金管!特にバス・トロンボーン。第三楽章では、主旋律を凌駕するその音量に驚きました。


調べてみたら、都響のバストロの方、日本を代表するトロンボーニストなんですね、だよなぁ、ちょっと異次元演奏だったんですよ。言葉で伝えるのは難しいのですが。


昨日のブログにも書いた「クラシック聴き比べ」に「悲愴」聴き比べがあったので、これ聴いてから行ったんですが、ムラヴィンスキー指揮・レニングラードフィルの演奏がやっぱりすごくて、これには、とても及ばないんだろうなぁと思っていたんですが、そんなことは全然ありませんでして、いいものを聴かせて頂いたなぁと心からそう思ったのでした。


演奏が終わった後、会場の外にチャイコフスキーのCDの即売会がやっていたので、思わず、チャイコの4~6番が収録されてるのを買ってしまいました。あ、こちらは都響ではなく、さきほどのムラ様レニングラードフィルの1960年録音の名盤なんですけどね。


確か実家にも同じレコードがあったんですが、デジタルリマスター版を持っててもいいなと思いまして、思わず衝動買い。


会場を出て、丸ビルに行きまして、チャイコフスキー展を鑑賞。こちらには、チャイコ自筆の「悲愴」のスコアを観ながら、第四楽章を聴くというコーナーがありまして、ずっと音符とニラメッコしてました。ガン見してたので、周りの人は気持ち悪かったと思いますが・・・


さて、その後は、夕方のイベントに備えて秋葉原へ。こちらの話はまた今度。クラシックから180度変わりまして、国民的アイドル関連のお話です。ヲタっぽいので書かないかもしれませんが。