閣下 | 男の滑走路

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日々の出来事を徒然に・・。

今、NHKで両国国技館で行われている大相撲初場所を放送しているが、なんとゲストにデーモン小暮が呼ばれ、解説をしている。 これが非常に面白い。


テロップにもきちんと「デーモン木暮閣下」と出ているのだ。


ご存知だと思うが、デーモン小暮は相撲に造詣が深い。


昔、オールナイトニッポンで相撲のコーナーを設けて、大徹(現・湊川親方)を応援していた。


その大徹も本日の審判として土俵際におり、時々その姿が映される。あの大徹ももう髪の毛が真っ白になってて(写真)、ずいぶん年をとったもんだなぁと思った。


しかし、アナウンサーとのやり取りが最高だ。


アナウンサー:「閣下、どれくらい相撲を見てきているのですか?」

閣下:「相撲は300年見てる」

アナウンサー:「閣下、今の取り組みいかがですか?」

アナウンサー:「閣下、閣下が世を忍ぶ仮の姿のご幼少の頃、お好きだった力士は?」


そして、なんと、アナウンサーが閣下のオールナイトニッポンリスナーだったことが判明。「ダダダダ大徹」と発言したのには笑った。


閣下には、力士の知り合いが多いらしく、今日はインタビュールームに来る力士も多い。


閣下:「高見盛関、またカラオケ行きましょう」


いつもはこんなやり取りは見られない。


閣下が力士や取り組みの解説に力が入り、時間がかかりすぎて、アナウンサーが先ほどから「閣下、そろそろ時間ですので・・」というせりふを連発している。


閣下は、どうやら中継開始から終了まで出演するらしく、普通のゲストは中入後の中継のみで、中継開始から終了まで出演し続けるのは大相撲中継初めてだそうだ。


人気が衰退し、観戦する人も減っているというなかで、NHKもようやく工夫をしてきたのだろう。以前から閣下をゲストとして呼んでほしいという声は結構あったと聞く。


昔に比べチケットも取りやすくなっているし、実際に生観戦すると結構面白いものだ。


国技である大相撲、是非がんばってもらいたいものだ。