ドゥリエールとラ・ミルとパイハウス | 男の滑走路

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日々の出来事を徒然に・・。

昨日書いた日記にある時々行く麻布のケーキ屋さんというのは「ルエル・ドゥ・ドゥリエール」というお店でして、ここにある「ミルクレープ」が好きなんです(ご存知の方も多いかと・・・)。


このミルクレープを好きになったのは大学時代。


学生時代、渋谷のスペイン坂にあった「カフェ・ラ・ミル」って喫茶店で1年くらいバイトしてまして、そこのケーキが全てドゥリエール製だったんです。


ミル・クレープの他にチョコレート・シフォンとか紅茶シフォンなどといったケーキがあったんですが、なかでもパイハウスっていうシューの中にレアチーズがたっぷり入っているやつが当時は大好物でして毎日、残ったホールケーキを持ち帰って、自宅や友人宅で頂いてました。


スペイン坂のお店はしばらくして閉店してしまいましたが、カフェ・ラ・ミルってのはリチャード・ジノリのベッキオ・ホワイトとかイタリアン・フルーツ とかウェッジウッドのフロレンティーン・ターコイズとかワイルド・ストロベリーとか高級な食器を使って、コーヒー一杯700円、祝休日は100円高くて800円ってお店でして、バブル時代を象徴するような喫茶店だったんです。


経営母体はゴルフ場やスキー場(箕輪スキー場およびホテルプルミエール箕輪)を経営していた会社でしたが2002年に倒産してしまい、その後ラ・ミルはユニマットに事業譲渡され
てしまいました(箕輪スキー場は加森観光へ譲渡)。


そして昨日。ドゥリエールの恵比寿店が閉店し、西麻布本店でしか営業していないのを知って、ドゥリエールを調べていたら、2002年にこちらもユニマットグループになっててビックリ。オーバカナルや、フレッシュネスバーガーも買収していたようで・・・。ユニマットには老舗を立て直すプロがいるんだとか。その辺は加森観光と同じなんですね。


話をケーキに戻しますが、大好きだったパイハウス、かなり前からドゥリエールでは作ってなくて、どうしてももう一度食べてみたいなぁと思って調べていたら、福岡の喫茶店のメニューにあるのを発見。


「西麻布ドゥリエールのレシピを元に当店がアレンジを加えました」って書いてある!


いつか食べに行ってみよっと。


福岡 カフェ バルエコ