相棒 | 男の滑走路

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「相棒」を家の相棒と見に行きました@新宿バルト9


映画のほうは二時間があっという間に過ぎちゃう感じ。


しっかし、えっらい混んでましたよ。正午に行って予約できたチケットは18時の回。それももうすぐ満員かというくらいの勢いで。他の映画は全然空いてたので相棒人気が伺えるというもんです。東映の興業記録を抜く勢いだそうで。


「相棒」って正月しか見たことなかったんですが、土曜ワイド劇場から派生したドラマなんですってね。映画の予習として再放送してるのを何回か見たんですが、登場人物のキャラクターが立ってて内容も面白い。水谷豊の演技も味がありますねぇ。


水谷豊っていうと先輩世代は「傷だらけの天使」かな、僕の世代はなんと言っても「熱中時代」の北野広大。「アララララララ~」の刑事編ではスバル360に乗って、ミッキーマッケンジーに「タケ~シ~」なんて呼ばれてたのも懐かしい。


♪ジグザグ~きどったぁ~都会の町並み~♪


あの頃、熱中時代刑事編の主題歌「カリフォルニア・コネクション」が大ヒットして、ザ・ベストテンや紅白歌のベストテンに出演する「素」の水谷豊を見るのをとても楽しみにしてた記憶があります。番組中、黒柳徹子に話しを振られても下を向いて応えられず、とても生真面目でシャイな人なんだなぁという印象が強かった。


あれから丸30年。ホントに息の長い俳優さんですが、映画の主演は25年ぶりとか・・・


そういえば水谷豊を調べていて、ふと、目にしたのですが、日本テレビが火曜サスペンス劇場を打ち切ろうとしたとき、このままでは多くのスタッフがリストラにあってしまうと思った水谷氏が打ち切らないでほしいと日テレの上層部に掛け合い、「若返りを図るというのであれば自分は二度とこの局には出ないから、スタッフだけは解雇しないでくれ」と懇願したそうです。それでも火サス枠は廃止されスタッフはリストラされてしまい・・・『日テレには戻れない、それが僕のパワーです』【雑誌AERA・水谷豊談】なんておっしゃるくらいですから熱いところもある人なんですね。


映画に出演している西田敏行との共演は初めてだそう。北野広大と池中玄太、あるいは北野広大と猪八戒、あるいは熱中先生とサンキュー先生の共演なわけですが、本編での二人の演技はさすが!といった感じでした。これも見ものです。


蘭ちゃんも旦那様の主演映画の大ヒットを喜んでいるでしょうね。そして彼が「優作ちゃん」と呼んでいた親友・松田優作も天国で喜んでいるのではないでしょうか。


ミーハーな私は映画を観てさらに「相棒」熱が高まりまして、早速DVDを借りてきましたので見なきゃです。

映画は混んでますけどオススメですよぉ。