エス・エス・ジェイは4月19日、「SuperStream」事業強化のため、新事業方針「Great Evolution 」を発表した。
この事業方針では、製品およびサービス強化のために商品企画の専門部隊を設立するとともに、パートナー支援を強化するようだ。
こうした事業方針の下で、2007年度第3四半期には「SuperStream-connect」を投入予定。これはSuperStreamと外部システム間で双方向にデータ・マスタなどの変換を行い、連携を効率的に行うための製品だ。そして第4四半期には、「SuperStream AssetManagement」の発売を予定しているという。
んーー、Ver.3.0リリース時にでSOA的なところの強みを訴えていたが、結局のところ.netへの更改というのが本当のところだったのだろうか。
ERPにEAIの機能を具備する製品は既に数多ある。それに固定資産の制度対応もどのベンダーも手がけてきていることだ。
今回発表されたSSJの戦略そのものは、時代の流れからすると、やや遅れている感がある。
最近マーケットでは目立った動きがなく、元気のなかったSSJだが、社長も変わり、これからまた走り出していく、これからまたスタートするというメッセージなのだろう。
私はそう捉えている。
新生SSJに期待したい。