都会のオアシス | 男の滑走路

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日々の出来事を徒然に・・。

先日、仕事で大門・芝公園方面に行くことがあった。


お客様との打ち合わせが終わり、ビルを出ると、目の前に増上寺が見えた。


「あ!そうだ」と思い、三門と呼ばれる赤い大きな門をくぐり参拝することにした。


東京生まれのくせに増上寺を参るのは初めてだ。


昨年、ソウルに行った時に、ホテルの近くや市内のあちこちに大きくて立派な史跡があって、「東京には、こんなに(史跡が)あったっけなぁ?」と思い、帰国したら東京の史跡を巡るのもいいなぁと思っていた。


壮観な大殿が目の前に広がり、澄み切った冬の空に東京タワーも映える。


そして、大殿前の階段を上ると東京プリンスホテルや愛宕グリーンヒルズが見えてくる。


歩を進め、大殿の中に入ってみると、時間が止まったかのような静寂さ。


都会のオアシスというと安っぽいが、落ち着いた空間がそこにある。


東京も捨てたもんじゃない。




調べてみると、増上寺は東京で一番大きな寺で、徳川家の菩提寺であるという。


米国の第18・19代大統領であったグラント将軍が訪日の際、参拝記念に植樹した「グラント松」や第41代大統領であったジョージ・ブッシュがレーガン政権の副大統領だったときに植樹した「ブッシュ槙」があったり・・・


境内にある「芝縁」ではランチタイム限定1日15食の「おばんざい定食」が人気らしい。


また訪れてみよう。




P.S 増上寺の大門から三門までの道を歩いたことのある方はいらっしゃると思いますが、その距離に意味があるのをご存知でしたでしょうか?


煩悩から解脱するという意味で、108間(195m)あるそうです。


以上 増上寺 豆知識でした。


shiba