きれいだったころのハサウェイがどんなだったか確認したくて『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』をレンタルで鑑賞しました。
特にクェス・パラヤの死亡シークエンスをしっかり把握しておきたい気持ちがありました。
ガンダムファンには釈迦に説法ですが――。
「逆襲のシャア」と「閃光のハサウェイ」は、小説版とアニメ版との関係がちょっと錯綜しているので、いま一度整理しておきます。
・アニメ「逆襲のシャア」と小説「逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」はパラレルの関係であり、一部の設定や細部が異なっている。クェスを死亡させた人物もちがっている。
・小説「閃光のハサウェイ」は、小説「ベルトーチカ・チルドレン」の続編である。
・アニメ「閃光のハサウェイ」は、小説版を原作としていながらも、アニメ「逆襲のシャア」の続編として作られているので、細部の辻褄が合うように改変されている。
小説「ベルトーチカ」では、ハサウェイの誤射によってクェスは死亡します。
そのため、小説「閃ハサ」では、ハサウェイは自らの手でクェスを殺してしまったことがトラウマとなっており、苦悩します。
アニメ「逆シャア」では、チェーン・アギの攻撃によりクェスは死亡します。ハサウェイを戦闘から遠ざけるよう庇って被弾したようにも見える死に際でした。
ハサウェイは逆上してチェーンを攻撃し、死亡させます。
ここまで確認して、「はて?」と首をかしげました。
ハサウェイがクェスの喪失にショックを受けていることに間違いはないのですが、はて?、自分がアムロの恋人を殺してしまったことに彼は罪の意識を抱いているのだろうか、と。
アニメ「閃ハサ」第一部にそういう描写あったっけ?
思い出せない。
要確認か。
アニメ第二部「キルケーの魔女」で、リ・ガズィが登場しました。
これが第三部でハサウェイのトラウマを刺激するための仕込みだという推測を、ネットで見かけました。
なぜそうなるかというと――チェーンが乗っていた機体がリ・ガズィだからなのですね。
アニメ「閃ハサ」の完結編で、リ・ガズィを目撃したことで罪の意識が刺激され、ハサウェイのメンタルがさらにぶっ壊れることになるのかどうか……。
それとも、リ・ガズィにそこまで重要な役割は課せられておらず、単に登場するモビルスーツの種類を増やすためだけの賑やかし要員にすぎないのか……。
完結編を鑑賞する際のチェックポイントとして、心にとめておきたいと思います。
で、本編の感想だ。
実父から父性的な愛を享受できなかったクェスは、アムロに父性を求め、それが叶わないと知るとシャアのもとに走り――。
それを迷惑に感じるシャアは、実はララァに母性を期待しており――。
それが叶わないのは人類の魂が地球の重力に囚われているからだ、だから地球にでっかい岩を落とすのじゃ! ――って……。
もっともらしいことを言っているようだけど、論理が飛躍しすぎているのでは。
人類の粛清より先に、アダルト・チルドレンとしてカウンセリングを受けるべきなんじゃないかキミたちは、って思いました。


