『U.M.A ~未確認総合格闘技~』第4巻を読みました。
未確認生物との格闘試合を主催する闇の団体U.M.A。
その慰安旅行で温泉にやってきた主人公・鎖反侃士 。
待ち受けていたのは、地元の団体K.P.Aとの交流試合。
K.P.Aは、古来、河童との折衝を担当した人々の現代の姿であった。
次なる対戦相手は河童!
今回はチーム対抗戦。
河童相撲三連戦が幕を開ける――。
毎度のことながら、未確認生物の生態に付されたそれっぽい解説が、いかにももっともらしくて感心する&楽しい♡。
なぜ河童はキュウリを好むのか?
本当は鮎を好んで食している → 鮎は臭みがなく川のキュウリと呼ばれている → キュウリ好き。
なぜ河童は相撲をとるのが好きなのか?
もともとは河童が群れのなかの序列をきめる示威行動だった → それを人間が目撃して真似て相撲という競技が誕生した。
こんな具合である。
『テラフォーマーズ』の生物学的解説を「民明書房」が担当した感じ。
これが楽しくないわけがない。
先鋒・次鋒・大将の団体戦で、主人公が大将のポジションにいる以上、一勝一敗で主人公に出番がまわる展開となるのは、容易に予測できる。
第4巻は次鋒戦までで、主人公の戦いは次巻へ持ち越しである。
主人公の双肩にかかっているのは、チームの勝利ばかりではない。
河童に「尻子玉」を抜かれ、瀕死となっている仲間の治療法を聞き出すという使命があるのだ。
尻子玉とは何なのか?
そのような臓器が人体に存在するのか?
まさか盲腸などという安易なオチではあるまい。
尻子玉の正体と、それに付される民明書房的解説とは――?
待て、次巻!

