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物語の面白さを考えるブログ

マンガ・映画・フィギュア・思索など

 

2026年冬アニメ『死亡遊戯で飯を食う。』全11話を観ました。

 

第1話の60分スペシャルがピークで、その後、急激に失速した印象。

 

デスゲームを99回クリアすることを目標にしている少女・幽鬼の物語。

 

デスゲームものに対して抱いた期待が満たされなかったことが、不評の最大の要因でしょうか。

ゲーム性・緊迫感・ゲーム攻略の意外性――「期待」としては、この三点かな。

説明がきちんとなされていたのは、最初と次のゲームくらいで、だんだん状況説明やクリア条件などが明示されなくなったような。

どのようなゲームかわからなければ、攻略方法を推理する楽しみも生まれようがないわけでして、そこに面白さを見出すことは難しくなります。

謎技術である「防腐処理」によって、出血してもすぐ止まるし、通常なら致命傷となる負傷もそうならないので、緊迫感も薄れます。何だかなー。

 

記事を書くにあたって少し調べましたが、原作小説は、従来のデスゲームもののお約束をあえて破り、キャラクターの心理描写を重視した作風になっているらしい。

さらに、原作ファンのアニメ評では、「ゲームの説明がさすがに端折りすぎ」「アニオリの心理描写が長くて難解・解釈ちがい」という意見が。

心理描写が売りの原作を起用しながら、心理描写にアニオリ要素を盛り、そこが批判されるということは――。

もしかして、アニメスタッフ、やらかしたんでないかい?

 

で、監督についても、少し調べてみたら。

――実写映像の演出に傾倒する、独自演出に強いこだわりを持つアニメ監督……。

『チェンソーマン』という前例が頭をよぎりました。

原作付きよりも、オリジナル作品で勝負するべきタイプの監督さんかもしれませんね。

 

映像の雰囲気や、エンディングテーマのもの悲しい感じは嫌いではありませんでした。