Episode.10 雷神
アビゲイルがアーシェス・ネイに《アキューズド》を施す。
前回記事のラストで使用したこの画像は、正確には第10話のものでした。
説明の便を優先してフライングしました。ご理解いただけると幸甚です。
吸血鬼に噛まれたカイ・ハーンの治療のため、シーン・ハリはダーク・シュナイダー(以下D・Sと表記)と別行動をとることに。
D・Sの心がヨーコさんに向いていることを敏感に察知し、失恋を自覚するシーン・ハリであった。
ヨーコさんと騎士団、D・Sはメタ=リカーナ王国に向けて出発。
画像のヨーコさん、微妙にブサイクなんだよな……。
顎……顎かなあ……。
メカ=リターナで防戦に励むガラの前にアーシェス・ネイが現れ、戦闘開始。
雷神 VS. ニンジャ・マスター!!
伝説の雷神剣 VS. 妖刀ムラサメ・ブレード!!
第10話の主な内容は、このふたりの戦闘です。
これがまた、「やったか?」→「やってない」のお手本みたいなバトルなんだな。
ガラがネイを斬ったと思いきや、実はイリュージョンの魔法による幻影で、ネイがガラを斬ったように見えたのは、分身の術が見せた錯覚であった――てな具合。
ガラの奥義《真・魔ジン剣》が炸裂。
しかも、七ツ身分身からの七振り同時攻撃である。
魔ジン剣の「ジン」は、上半分に「神」の字を、下半分に「人」の字を配して一字とした造字となっております。
だからフォントにない字を使うなよ! いちいち説明するのも面倒だからさ!
《真・魔ジン剣》を見切ったネイ、超音速の衝撃波を叩き斬った!
が、しかし……雷神剣の刀身は衝撃に耐えきれず、柄の近くから折れてしまう。
雷神剣を失っては、妖刀ムラサメ・ブレードに対抗できない。
勝負あったと思い鷹揚に降伏を奨めるガラであったが、ネイは折れた雷神剣で斬りかかる。
雷神剣とは鋼の刃で斬る剣にあらず。
その真価は雷の刀身を発現させる点にあった。
雷の刃は、受け止めようとしたムラサメ・ブレードを透過してガラの脇腹を割り裂いた!
勝負あり。
地に伏したガラがつぶやく。
「こいつはつまらねえことになっちまったぜ……」
ニンジャ・マスターの窮地に、シーラ姫が祈る。
「たすけて……お願い……D・S」
前から言おう言おうと思っていたけれど、シーラ姫の衣装がエッチすぎる!(なぜこのタイミングで言うのか……)
エッチだ……。蜜璃ちゃん以上だ……。
ネイがガラにとどめを刺そうとしたそのとき、タイミングよく飛んできた謎の魔法攻撃がそれを中断させた!
ガラはあやうく丸焦げになるところだったけれど(笑)。
ちょうどいいタイミングでメタ=リカーナに帰ってきたD・Sが姿を見せたところで次回へ続く!
「? ともりコーナーは?」
「ティア・ノート・ヨーコと霧島ロミンは、同じともりが異なるふたりのキャラクターを演じているだけで、ヨーコさんを愛している者はロミンちゃんも愛している」
(何か語り出した……)
「五十嵐双葉と鴉羽も愛している。マキマさんは別に」
「ともりなら何でもいいというわけでもないらしい」