調製豆乳ヨーグルト | 物語の面白さを考えるブログ

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私は豆乳の味が苦手で、延いては豆乳ヨーグルトの味もノーサンキューになりました。

しかし、よく考えてみたら、この豆乳は「無調整豆乳」でした。

豆乳にはもうひとつ、「調製豆乳」というカテゴリーがありまして。

こちらは飲んだことがありませんでしたし、当然、ヨーグルトを作ったこともありません。

そこで今回、「調製豆乳」を使って、本当に豆乳ヨーグルトは不味い(と私が感じる)のか? という問題を検証してみました。

 

 

使用したのはこちら。

キッコーマンの「特濃調製豆乳」。

〝特濃〟って何じゃい!? おおん!!

と咆哮するあなたの疑問にお答えする前に、まずは「無調整豆乳」と「調製豆乳」の違いについて説明させていただきたい。

豆乳は、大豆のしぼり汁のことですが、大豆のみを原料として作られた豆乳が「無調整豆乳」です。大豆固形分は8%以上。大豆固形分とは、水分を除いた残りの成分のことです。

一方の「調製豆乳」は、豆乳に、植物油脂、砂糖類、塩などの調味料を加えた乳状の飲料のことです。大豆固形分は6%以上と定義されています。

では、ここで「特濃調製豆乳」の成分表をご覧いただこう。

 

 

大豆固形分8%!!

6%あれば調製豆乳の定義を満たすのに、わざわざ濃度を上げています。

これが〝特濃〟の所以。

これで、大豆固形分の割合に関しては、これまで使用した「無調整豆乳」と同じになりました。

違いは、調味料の有無だけ。

これがヨーグルトになったとき、どう影響しますやら。

で、ヨーグルト作りに取りかかる前に、試飲。

――ほんのり甘く、大豆の苦味が抑えられており、美味しくいただくことができました。

この味のままヨーグルト化してくれれば、ストレスなく食べることができそうですが、果たして?

 

 

種菌として使用したのは、セブンイレブンのプレーンヨーグルト。乳酸菌LA-2配合。

 

今回は甘酒メーカーで作りますが、純正の容器はあえて使いませんでした。

使用したのは、これ。

 

 

甘酒メーカーに〝ラプンツェル・フィット〟した保存容器。

蓋をつけると、甘酒メーカーの外蓋が閉まらない欠点がありましたが、ラップで代用すれば問題なく収まることに気付いたので、試してみることにしました。

〝ラプンツェル・フィット〟ってバズらないかなーと思っているけれど、そんな気配、まったくなし。チクショー。

 

 

ヒーターが仕込まれている内壁との間に隙間がありますが、うまく熱は伝わるでしょうか。

今回は、この容器で発酵食品が作れるか、という実験も兼ねています。

 

 

外蓋は問題なく閉まりました。

通常なら、温度40℃×6時間の設定でいけるはずですが、熱伝導率が低下する可能性があるので、少し長めの9時間にしておきました。

結果――

 

 

問題なく固まりました。

斜めにしても、上面が水平になりません。まちがいなく固体です。

こんなに、すんなり出来ると、ちょっと拍子抜けの感がなきにしもあらず。

優秀な甘酒メーカーだぜ。

 

冷蔵庫で冷やしてから試食タイム。

大豆の苦味は、さほど感じられず、パクパク食べることができました。

〝健康のために続けること〟が苦行にならない味やね。

ヨーグルト作りの選択肢が広がりました。

保存容器の有用性も確認でき、今回は大成功でした (^-^)V

 

 

 

 

 

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