昨年の同じ日にも
同じ問いかけをしました
「もう5年ですか?
まだ5年ですか?」
20年前の阪神大震災の時
高校生だった自分は
身近に起こった出来事にも
現実感すら感じられず
何も出来なかった17歳
自分自身2011.3.11から
まだ5年と言いたいが
もう5年というのが現実
風化させないとか言いながら
日々の日常にまみれ
余裕すらないのが現実
3月10日付警察庁発表
死者1万5,894人(前年比+3人)
行方不明者2,561人(前年比-23人)
震災関連死3,410人(前年比+216人)
避難者数174,471人(前年比-54,392人)
去年の今頃書いたブログから
数字を更新してみて
震災関連死が
大幅に増加していた
震災後の自殺や
体調悪化による死者は
3,000人超で今もなお増加している
中でも福島県では
震災関連死が
直接死を上回っており
天災だけでないものを
感じ胸が苦しくなった
阪神淡路大震災では5年で
入居者がゼロになった仮設住宅には
今も5万7千人が暮らしている
一昨年の新聞記事
仮設に住む方の声
「震災後はまだ前を向けた
今はどちらが前かもうわからない」
被災者の方々の本音であり
私たちの心に深く突き刺さる
日常に振り回され
身の回りもままならない事に
恥ずかしさを覚えながらも
せめてこの日はと
今年も3時に起きてみた
配達員から受け取った新聞
岩手県釜石市で津波に襲われ
最愛の妻を失った方の記事
「震災に区切りなんてない
変わらない生活に
時間だけが過ぎていく」
「被災者の中で復興に差が出ている
高齢者に残された時間は長くない
先が見通せない状況が続くのは厳しい」
昨晩NHKで観た番組
「風の電話」
丘の上に置かれた
電話線のつながっていない
黒電話が置かれた白い箱
被災者の遺族・家族はそこに訪れ
震災で亡くなった家族と繋がる
「時々生きている意味がわからなくなる」
「お父、どこにいるん」
「どこでもいいから生きてろ」
震災で父を亡くして以降
全く父の事を語らなかった3兄弟の長女
長男の勧めで家族で訪れた風の電話
見えないお父に近況報告をして
泣き崩れた
「いちばんあの子がお父さん好きだった
この子たちの為にも死ねない」
気丈な3子の母が強く語る
奥様と両親と子供を亡くした
会社員の男性
「時々生きている意味がわからなくなる
自分が居なくなると家族の存在すら
誰も覚えていなくなる」
悲しみは平等
生き死にに格差は無い
自身が最愛の家族を失い
触れる事すら叶わなければ
どうだろう?
「相手と同じ立場になりなさい」
学校で言われたことのある言葉
それは不可能と知った
でも立場を思いやり
共感する事はできる
全ては想像力
私にまみれている自身も
日常が始まるあと数時間は
その心に寄り添ってみたい
公であるはずの中央政府は
私心に満ち溢れている
全ては優先順位次第の
相対的なものに違いないのだが
節操がない
アベノミクスの果実は
大手・中央は享受して
中小零細・地方に行きわたる前に
暗雲が立ち込める
震災後引き下げていた
国家公務員の給料と
国会議員の報酬は
すぐに増額して据置きのまま
出るものを制することも無く
傷みを分かち合うと言われても
被災地の方々が前を向けなくなって
当たり前だ
去年も書いた
「Butterfly Effect」
たった一人の行動が
つぶやきが世界を変える
自分自身はどうですか?
あの時の気持ち
風化させず
生きていますか?
震災で改めて気づいた
命の大切さ
誰にでも訪れる死
瞬間瞬間を大切に生き
後悔の無い様に
精一杯全力を尽くす事
今を精一杯全力で
生きるようになった
自分の事だけでなく
周りの事も慮って
発言するようになった
自分よりも家族の事を
考える様になった
確実に変わった自分
僕のつぶやきで
変わる人が居るかも知れない
震災から5年
来年の今頃は
心の復興がもう少し
進んでいますように