普段文芸誌はあまり買わないです。連載ものがあるのが嫌なんですね。
しかし、『新潮』の創刊120周年号はありえないですよ。
こんな豪華ってありえないから。
今をときめく作家陣がもれなく掲載されているんじゃないかという勢い。
もうこれは、めまいがします。
今日買ったばかりでまだ読んでおりませんが、とりあえず手に入れましたという自慢ブログです。
連休が明けた今日はなかなかに皆様も憂鬱なんじゃないかと思いますが、それも吹っ飛ぶ。
これが1900円とはあまりにもお得感があるんじゃないか?
新潮社様ありがとうございます。
これってもしかして普段そんなに文章を読まないけどっていう人が一気に色んな作家さんの作品を読めるという素晴らしい企画にも思える。この中から誰が好きとか探すのも楽しいですよね。
連休は細々と読書をしていました。
今日、だれのために、なにをするか。仕事の出発点は、いつもそこだ。
「本をつくり、とどける」ことに真摯に向き合い続けるひとり出版社、夏葉社。従兄の死をきっかけに会社を立ち上げたぼくは、大量生産・大量消費ではないビジネスの在り方を知る。庄野潤三小説撰集を通して出会った家族たち、装丁デザインをお願いした和田誠さん、全国の書店で働く人々。一対一の関係をつないだ先で本は「だれか」の手に届く。その原点と未来を語った、心しみいるエッセイ。
読む前の想像とはちょっと違ってすごくエモーショナルなエッセイでした。
本を作るということ、今まで深く考えてことがなかったんですがとても考えさせられました。
ビジネスとしての出版業、どういうスタンスで仕事をするか…。
これってどんなジャンルの仕事でもそうなんですよね。
今の世の中ではどれだけ稼げるかが価値観の軸になりがちな気がして、もっと違った観点から仕事というものを考える機会になるかと思います。
5月も本と共に過ごす私です。