入間みちおが東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称・イチケイ)を去ってから2年が過ぎた。岡山県瀬戸内の長閑な町に異動した彼は、史上最年少の防衛大臣に対する傷害事件を担当することに。みちおは事件の背後にイージス艦の衝突事故が関係していることに気づくが、航海内容は全て国家機密のため調査は難航する。一方、イチケイでみちおと共に数々の事件を裁いた坂間千鶴は、裁判官の他職経験制度により、弁護士として働き始める。偶然にもみちおの隣町に配属された坂間は、人権派弁護士の月本信吾と組んで小さな事件にも全力で取り組んでいく。そんなある日、町を支える地元大企業に、ある疑惑が持ち上がる。

 

 

『イチケイのカラス』はドラマが好きだったので、アマプラで観られるようになっていたので観ました。

ドラマの映画化ってしょぼくなっちゃうことが多くて、というかテレビと映画って似ていてもやっぱり違うものだなって思い知らされる。

この『イチケイのカラス』も確かに雰囲気はいかにもドラマの映画化という匂いはするのだけれど、思ったよりも頑張っていた気がする。

 

 


 

知らんかったけど、斎藤工と向井理が出演していた。

斎藤工は影のある弁護士役、向井理は若き政治家役。

大臣って…かっこ良すぎだろう??

こんな大臣ならいいのにね、現実も。

お二人とも美味しい役だったと思う。

 

 

坂間千鶴が赴任した町が入間みちおのいる町の隣町ってまあ出来すぎているけれど、二人それぞれが関わる事件がやがて一つの真実を…的なストーリーです。

 

判事って固い感じがしてあまりエンタメの主人公っぽくないけれど、『イチケイのカラス』はよく出来ていた。(原作未読)

判事だって血が通ってるんだよなあと思わせられる。

まあ実際はこんなことはないだろうけど。

 

事件の真実になんか割り切れないものがあってドヨンとした気持ちになったけれど、まあだからと言ってやっちゃならないことはやっちゃならないわけだからね。

 

なんか久しぶりに斎藤工くんを見たけれどそんな太ってなくてよかった。

いつの間にか42才なのね。