【西洋占星術】星座って何でしょうか？

突然ではありますが･･･

《星座》って何でしょうか？

ものすごーーく基礎的な事なんですが、
現代の「星座」の定義は、

案外と知らなかったりするんですよね。

天文学で呼ばれる《星座》は、
英語で（constellation）と書かれ、
天球を赤経・赤緯の線に沿った

境界線で区切った領域のこと。

夜空のこの辺が〇〇座〜という
座標であり区分けされた

「エリア」を示します。

現在、88星座に分かれていますが、
星と星を結ぶ線とかは決まっていなくて
天文学的には「ご自由にー」な感じ。

ここら辺が〇〇座領域…なので
オリオン座が人の形に見えない！

…でも、全然問題ないわけですよ

とはいえ、星座の源流は古く
古代バビロニアまで遡り、
黄道12星座などは、
昔ながらの名称が
わりとそのまんま使われています。

昔の人が、星と星を結んで
基本の形となる『星座』を作ったのですな。

とっても想像力豊かだわー

一方、西洋占星術で

《星座》と呼ぶ場合、

astrological sign、
あるいはzodiac sign

ちぢめてサインと呼ばれます。

黄道帯360度を12等分した

30度の領域を
古くは『宮』と呼び、

その近辺にある黄道12星座の名を
看板的につけて

牡羊座とか、水瓶座とか呼びます。

昔の宮名で言うなら、
白羊宮、宝瓶宮…といった感じです。

両方とも、地球から見た
天球の『領域（エリア）』ですが

天文学的な星座のエリアと
占星術的な星座のエリアは

一致しないので、
そもそも違うものですよーと
占星術の教科書では書かれております。

英語では書き方が違うから
読む方は間違わないけど、

日本ではまるっと一緒に
『星座』と書かれるから
混乱しちゃったりするんですよね。

なので、占星術講座では
混乱を避けるために『サイン』と
多くの先生方は口にするわけ。

だが、しかし…
だが、しかし！！

星座で被ってる領域があるのも事実

ゆえにその《領域》には
太陽が生み出すエネルギーと
人が夜空を見上げながら長年繋いできた
《星座》のパワーが溜まります。

支配星のエネルギーもありますしね

ワタシ的には、
昔ながらの『宮』呼びの方が
分かりやすいし、混乱しなくて良い！
…と感じます。

今は『牡羊座♈月間』ですが、
詳しく書くとすれば、
《白羊宮》エリア（0°〜29°）に
太陽☀️が入ってますよーー
…という感じ。

春分点が、黄経０°でありますよ！！！

地球から見た太陽☀️さんが
1ヶ月ごと順繰りに
神殿《宮》を渡り歩いている…
…というのが、
いわゆる太陽☀️星座（サン・サイン）

ワタシは〇〇座生まれー💕
…って、よく言うアレでございます。

30度区切りの箱というか
領域とゆーか、

宇宙の座標とゆーか

ここら辺は山梨県、隣は長野県
みたいな感じで
住所的な呼び名になっているのが
ワタシは〇〇座！というわけです。

県が違えば、雰囲気違ったりしますよね？

それと同じことが、
12サイン（星座）にもあるよ
…というのが、西洋占星術です。

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