こんにちは。ドラゴンアイです。

今回のテーマは『コミュニケーション力』についてです。

 

 

風の時代に移行し、これからの時代はコミュニケーションの時代だと言われていますよね。しかし、どちらかと言うとSNSやズームなどのツールを使った関節的なコミュニケーションが主流となってきており、直接顔を合わせての会話や交流は以前に比べて希薄になっている印象があります。

 

しかしながら、『コミュニケーション力』というのは人と人とが顔を合わせながらやり取りをすることにより身に就くものであると私は考えています。

 

 

例えば〇〇の法則のように、相手にこう伝えれば良い印象を与えることができる!といった類のコミュニケーション法が巷で飛び交っていますよね。

確かに文章でのやりとりであればこういった法則を当てはめるのは簡単かもしれません。

ですが、人間が相手から良い印象を感じるのは表情だったり声色などの影響が大半を占めています。同じ言葉を伝えたとしても、悪い印象にも良い印象にもなり得るということです。

 

では、どのようにすると円滑なコミュニケーションをとることができるのでしょうか。

 

それは少し難しいようにみえて簡単なことです。

 

私は以前からお伝えしているようにコミュニケーション力に大きな障害を抱えておりました。学生時代はこの性格のおかげで随分時間を無駄にしてしまったなぁと思います。

 

社会人になってもいわゆるコミュ障は改善せず、極力人と関わらないことでやり過ごす日々が続きました。

変化のきっかけは仕事を一人で任せてもらえるようになり、商談に参加するようになってからです。

 

 

はじめはまともに会話をすることができず、ずいぶん落ち込みました。

業界的に年配の男性が多く、よくわからない専門用語を多用しながら商談を進められるケースもあり、会話の内容を理解すること自体に困難さを感じていました。

 

他人とのコミュニケーションにおいて失敗をする原因はたった一つです。

それは、他人が自分よりレベルが高く、崇高な存在であるという勘違いから引き起こされるものです。そして、それに合わせて会話をしなければならないという思い込みによるものです。

 

私は長らくこの呪縛を解くことができなかったため、気が付けばビジネス用語や横文字を多用しながらマウンティングするおじさん達の餌食になっておりました。

 

 

私は頭を悩ませました。これでは商品の開発どころか、商談の時間そのものを無駄にしているだけだと。そして自分のあり方について改めることを決意しました。

 

ある時から私は業界のことはわからない。経済のこともわからない。自社の商品のことしかわからない。ということを相手に悪びれることなく話すようにしました。自分はこういうスタンスの人間であるということを堂々と開示することにしたのです。

 

そうすると無駄な会話がずいぶんと割愛された上に、こいつにはマウントしても意味がないという印象を与えることができました。

 

コミュニケーションというのは双方のやり取りがあって初めて成り立つものです。嫌われてしまっては意味がありませんよね。

なので、まず相手に対して敵ではないよという安心感を持ってもらう必要があるのです。

 

 

 

そこで、一番重要なのは『笑顔』です。笑顔というの相手に警戒させない方法として一番有効な方法です。


相手に良い印象を与えるには、まず自身がリラックスしている状態であることが必須なのです。笑顔は他人だけではなく自分に対しても有効なのです。

 

相手に受け入れてもらうことさえできれば、難しい会話に無理についていく必要はなくなります。

 

マウント傾向にある人の特徴は『自分に自信がない』ということ、そして『警戒心が強い』ということです。なので、初めから全面降伏してしまえばよいのです。

かといって、無理に自分を下げたりすることはせず、あくまで対等ですよ。といったスタンスを貫くことが大切です。『私はこういう人間ですが、何か問題でも?』というふうに飄々としていれば何の問題もありません。

 

ただ、自分の責務だけはきちんと全うすることが必須です。

この人はやるときはやるけど、人に対しては随分物腰が柔らかいな。と思ってもらえるとたいていの人は好感を持ってくれるようになります。

 

私は見た目が冷たそうな印象を持たれることが多かったため、極力相手に警戒心を抱かせないよう笑顔でいることを心掛けたところ、ずいぶん他人からの印象が変わりました。

 

 

無邪気な子供を見て警戒心を抱く人はいませんよね。大人になると、つい大人らしい振る舞いをしないと・・!!と気負いしてしまいがちですが、その固い思考が悪循環を引き起こしてしまうのです。もちろん相手に失礼な態度を取ったりすることは違います。最低限のマナーはどんな場面でも必要です。

 

ですが、時に無邪気さや子供っぽく見える振る舞いは相手に対しての警戒心を一気に取り払うことができるので、有効です。

 

 

ビジネスシーンでは、マナーや会話の内容にばかりフォーカスしてしまいがちですが、一番大切なのは相手を安心させる態度やユーモアだと私は思っています。まずそこで相手からの安心感を得てしまえば、何事も協力的に取り組んでくれるようになるので、会話の技術を磨くことに専念しなくても最短で良い関係を築くことができます。

 

これはビジネスシーンに限らず、他人との関係を築く上でも大切なことです。

コミュニケーションにお悩みの方はぜひ参考になさってみてくださいね。

 

今回のブログは以上です。

 

それでは!