『大いなる獣』

プロローグ
天の戦い
『ヨハネの黙示録』 12章7

天で戦いが起こった。


ミカエルとその使いたちが、に戦いを挑んだのである。
龍とその使いたちも応戦したが、勝てなかった。
そして、もはや天には彼らの居場所がなくなった。


この巨大な龍、悪魔、サタンと呼ばれる者
全人類を惑わす者は、投げ落とされた。
彼は地に投げ落とされ


その使い達も共に投げ落とされた。

そして、私は大きな声が天でこう言うのを聞いた。


今や、救いと力と私達の神の王国と
そのキリストの権威とが実現した!
私達の兄弟を訴える者
日夜、彼らを私達の神の前で訴える者は
投げ落とされたからである。

(新共同訳12:7−9)




『ヨハネの黙示録』 12章および13章

また、別のしるしが天に現れた。


見よ、火のような赤い大きな龍である。

七つの頭と十本の角があり
その頭に七つの冠をかぶっていた。(新共同訳12:3)


わたしはまた見た。海から一匹の獣が海の中から
上ってきた。これには十本の角と七つの頭があった。

その角には十本の王冠があり
頭には神を冒涜するさまざまな名があった。


わたしが見たこの獣は、豹に似ており
足は熊の足のようで、口は獅子の口のようであった。

龍は、この獣に自分の力と大きな権威とを与えた。
(新共同訳13:1-2)

七頭竜
七つの頭と十本の角を持つ龍が
十本の角と七つの頭を持つ獣に権威を与えるシーン
(中世期のタペストリー)


★ヨハネの黙示録のタペストリー
フランスの『アンジェ城』に展示されている。



フランス 『アンジェ城』
ガイドリンク↓








黙示録の獣、赤い龍
『ヨハネの黙示録』 十二章及び十三章
に記される龍である。
エデンの園の蛇の化身であるのと同時に
サタンが龍となった姿であり、サタンの化身
とも言える姿である。





【俺のコメント】
それでは、ここから
反キリストである大いなる獣と実際に関わった経験がある
イルミナティの最高幹部であった女性の体験記
を紹介しよう。




L'Elue du Dragon
(レ・エリレ・ド・ドラゴー 龍の選民)


★以下は「龍の選民」より抜粋


イルミナティの神殿

世界の高級ロッジは
みな同じ様式に沿って建てられている。

私が最初に足を踏み入れたのは
神聖ローマ帝国の内務室を記念して
名付けられたと思われる
東洋で「アヴリー」と呼ばれる広い控えの間であった。

それから、私たちは ロッジの本殿に入った。
だが、ロッジの中央で
真っ白な大理石で造られた「獣の像」
を前にした時には、私は驚きのあまり
立ちすくみ、身動きができなくなった。

それは、默示録に登場する獣に姿が似ていて
教皇のかぶる三重冠(ティアラ)を睥睨(へいげい)し
威嚇するような姿で寝そべっていた。


不気味な像には、七つの頭が付いていた。
頭はライオンを彷彿とさせるが
よく見ると、人間の頭部のようにも見える。

頭は、みな違っていて、角の付いたものもある。
後足は、歴代の教皇がかぶる三重冠を踏みつけ
前足は、一人の王の冠を粉々に砕いていた。

言葉には言い表せない生命力が、この獣から発散していた。

その視線が、こちらに向けられ
私は虜(とりこ)になった感覚さえ覚えた。
「これは、龍、ヒドラだ」
父は静かにそう告げると、不思議な力で魅了する
この獣から、力ずくで私を引き離した。

獣は、私の心に神秘的な力を及ぼした。
だが、私はそれを認めたくはなかった。

私は、古代の伝説の生物を表す像が昔から嫌いだった。
悲しいことに、私は神も悪魔も信じてはいなかった。
天国や地獄にいる超自然的存在も、悪魔祓いも
魔法の呪文も信じてはいなかったのだ。

しかし、私の心は 独立心とプライドに反して
自分を虜にする不思議な力の衝撃に打たれた。

七頭龍との対話

グランドオリエントの座の上に
愚弄する目的で立てられた
イエスの十字架があった。

磔(はりつけ)にされたイエスを見たときに
私は深く心を動かされた。

動揺しながらも、大理石の龍に目を移す。
私は約十分間、この二つを行きつ戻りつした。

超自然の指令を考えながら
これほど屈辱的な死を遂げた
十字架上の人に、お伺いを立てるべきではないのか
との考えが走った。
いったい、怪物を選ぶ必要がどこにあるのか。


だが、キリストを選べば、許しを乞わざるを得ない。
それは、今の自分とはあまりに縁遠いことのように思えた。
私は犯した罪を悔いてはいないのだから
恵みを受けるに相応しくない。

私は軽薄なやり方で神を試そうと思い立った。
五回、十字を切ってから
私は磔(はりつけ)にされた人に向かって問いかけた。

「活ける神の子キリスト
もし、あなたの力が龍に勝っているのなら
証拠を示して
私は、あなたに反逆する龍を足蹴にしてやるわ」


この時、自分の口に出した言葉が、祈りというより
命令であることに気づいた。
まず跪いてへりくだりの態度を表わし、それから
犯した幾多の罪を涙をもって告白するべきだったのだ。

キリストは依然、沈黙したままだった。

憤りの念が心のなかに渦巻いた。
私は初めて、自らの意志で神を冒瀆した。

姿を現すか、私を殺すかのどちらかにしろ、と
キリストに向かって命じたのだ。

最後に私は力を使い果たし
不思議な力に引き寄せられるかのように
沈黙している龍の足下に崩れた。

それが生命も感覚もない
ただの大理石の像に過ぎないことを確かめようと
この状態で龍に囁いた。

「おまえに力があるのなら、今すぐ姿を現してごらん」
「本当に力があるのなら、今すぐ動いてごらん」


その時、前足が私の首を強打し、締めつけた。
私はこの不意の一撃に感覚を失った。

髪の毛は逆立ち、心臓は止まらんばかりになった。
長年信じることを拒否し続けてきた
超自然世界との接触が
今まさに始まろうとしていたのである。


もはや疑いを挟む余地はない。
毛に覆われた、温かく、力強い前足の
この神秘なる生命力は
トリックや機械仕掛けでは説明できない。
魂のなかで恐怖と喜びが交錯する。

だが、何より痛みの方が大きかった。
私は慈悲と情けを求め
ガーフィールドから教わった全ての呪文を
何度も繰り返し唱えた。
徐々にではあったが、首を締めつける力は緩んできた。

私は十分間、話すことも
言葉を口に出すことさえ出来ずにいた。
やっとのことで私は体を起こすと演壇に逃れた。

そして龍を睨みつけ、支配しようとした。


だが、龍の多くの目から火花が返された。
獣は恐ろしく見えたが、どこか美しさを帯びていた。


七つの頭のうちの、いくつかはライオンに似て
いくつかは豹(ヒョウ)に似ていた。

角を一本しか持たない頭もあれば、数本持つ頭もあった。
胴体は、黒縞の豹のそれである。
強靭な足には力強い爪が付いていた。

(訳注:新訳聖書のヨハネの黙示録十三章に
この獣の原型が預言されている)

私は龍に呼びかけた。

「至高の聖霊よ、選ばれた地位に
あなたが私を指名したというのは本当ですか?」


「本当だ」 と獣は答えた。

「私にどうして欲しいというの?」

「お前は、わたしを最高の主人と認めなければならない。
そのことをお前自身の血で証文に書かなければならない。

何ごとにおいても
私の意志に自分を従わせなければならない。
それから、お前の生まれたローマカトリック教を
捨てなければならない」


「見返りに何が得られるの?」

「名誉と富」 と彼は答え
それから静かに付け加えた。
「憎悪と復讐」


ルシファーの秘密教義

獣は龍の姿をとることもあり
人として現れる時には
独特な情のこもった姿をとった。

獣はまた、美しく見事に着飾った婦人の姿さえとった。


また、天使としても現れた。

だが、それは光の天使ではなく 闇の天使なのだ。

このような七変化を使うのは
「夜の妖精」を感動させるためだ。

もっとも
獣がもう一つの面を持っていたことも事実である。
大声で不満をぶちまけ
復讐の叫びをあげることもあったからだ。



龍は、不気味な美しさを持つ
暗黒の天使として現れた。


だが、その言葉は ほとんど聞き分けられる類のもの
ではなく、霊感もこもってはいなかった。

これほど苦々しい姿に対面するのは初めてのことだ。
龍は異言と異言の間に
うめくようにわけの分からぬ言葉を吐いた。


「私は人類に我慢できない。私のメーソンさえ
貪欲さと卑しい情熱という悪しき人間の性格を有している。

この者たちは、十分な忠誠と
感謝の気持ちを表わしてはいない。

だが、これら死すべき、利己的で、低能な
依存心の強い地球人が
どうして忠実であり得ようか。

彼らは、この私にさえ利己的なのだ。彼らの主人であり
全てを与えたこの私に対して」


次に、最後の審判の日に彼らを告発するかのように
こう言った。

「彼らの本性は陰謀、彼らの目的は抑制できない快楽だ。
彼らは、ロッジの“聖なる”律法さえ汚している」


人類とこの世代への憎しみ、加えて、龍の言う
「光の子ら、イルミナティ」への嫌悪感が
龍を落胆させていた。

龍は気まぐれで
しばしば理解に苦しむ言葉をもって
話し続けた。

「私には分かっている。
本性に逆らって行動する“聖人”たちが
私にはいないのだ。

あるのは雑多な主義主張の混交だけなのだ。

私は、これら落ち着かぬ、脆い霊魂たちを
幾たびか高みに引き上げた。

彼らは独力で神のようにならんと欲し
私を王座から蹴落とすために
授かった賜物を使おうと考える。

私が、これほどまでに絶望しているのは
脆く不愉快な、これら寄生虫どもが
私の帝国を支配したがっていることを
知るに違いないからだ。

だが、私には分かっている。
これら野心と強い憎しみを持つ者たちは
私の鏡なのだ。

その者を殺す時でさえ、額の上に
私の印(しるし)があるのが見える!」


それから、龍は叫び声をあげた。

「おお、ガリラヤ人よ、ガリラヤの男よ」
「お前にも仇討ちが出来るように!」



(ガリラヤの男とは、イエス・キリストのことである)

この嘆きの言葉は、私の心を深く動かした。

私は少しずつ、彼の憂鬱な告白が
イエスのより高い力に向けられている
ことを知り始めた。


訳者解説より抜粋↓

事実は小説よりも奇なりと言うが
本書ほど、この言葉がよく当てはまる本もなかろう。

この本は、フリーメーソンよりも
さらに謎に包まれた秘密結社イルミナティの
最高幹部が書いた同組織を告発する日記なのである。
しかも著者は女性だ。

時代は19世紀後半
ちょうど日本が明治維新に突入した時代である。

舞台は、トルコ、イタリア、フランス
ドイツ、ロシア、アメリカへと広がるが
特に、パリのグランドロッジが中心になっている。

著者のクロチルド・ベルソン
(シスター・マリ・エメリー)

イタリア貴族の家に生まれた。
母は篤信(とくしん)のカトリック教徒だったが
父はカトリックの宿敵フリーメーソンに入り
クロチルドが、まだ3歳の時に2人は離別
娘は寄宿学校に預けられる。

彼女は勉学にいそしみ、17歳で数カ国をマスターし
特待生となるほどの優れた頭脳を表した。
だが、悪魔的な秘密結社は
彼女の妖精のような美貌とその優れた頭脳に
すでに白羽の矢を立てていたのである。

彼女は、計画的に莫大な借財を
ロッジに負わされた父に呼び出され
卑劣な手段によって
メーソンの究極組織イルミナティに入団させられる。

そして、彼らが神と仰ぐ魔神ルシファーの巫女
「夜の妖精」となるべく宿命づけられてしまうのだ。

その100年前に、音楽を通して
メーソンの秘密を暴露した
モーツァルト(1791年没)は
問題作「魔笛」のなかで
「夜の女王」という存在を登場させている。



その解釈は様々あるが、当時からイルミナティに
このような女性がいたようである。
クロチルドは「3人目」だった。

ここで彼女は、殺人儀礼に基づく
様々なイニシエーションを通して階段を昇りつめ
最終的に ルシファーの宣託を
純粋に受け取る媒体に育て上げられる。

だが、最高幹部に昇りつめた暁に
自分の人生を破壊した者たちと
この悪魔的秘密結社に復讐するというのが
彼女の当初からの目的だったのである。

「聖霊の花嫁」(ルシファーの妻)となって
最高権力を掌握してから
クロチルドは復讐を次々と遂げていく。

そして、ついに組織を決死の思いで脱出


修道院に避難所を求め
重大極まりない告白書をしたためたのだった。
著者名のシスター・マリ・エメリー
ここでの洗礼名である。


エキスパート あるいは、オリンポスの神々とは
イルミナティの高イニシエート(秘伝者)を意味している。
プラトンは「国家論」の中で、十人の王が支配する
アトランティスの理想世界を描いている。

アトランティスは、神に反逆したがために
大洪水で滅ぼされた失われた世界だが
この世界を再び実現することが
イルミナティの中心的計画なのだろう。

これに関連して、聖書に「十人の王」が
と呼ばれる偽キリストに仕えて
世界を治めるとの預言があるのは
実に興味深いことだ。



この十王国は、短期間で滅亡すると預言されている。
(ヨハネ黙示録17章) 
とは世界政府であり、その統治者であろう。
今後、世界政府を実現させようとしている
イルミナティの計画と
その結末がここに読み取れる。

修道院で彼女が書き残した告白書は
当時関係者の多くが未だ存命中であり
その影響力の大きさから19世紀中に出版されず
世紀を跨いで1928年、パリで
「L'Elue du Dragon レ・エリレ・ド・ドラゴー
龍の選民」

のタイトルで出版されるや大反響を呼ぶ。



その後ドイツで発禁、焚書処分になり


(写真:1933年 ナチスによる焚書)

第二次世界大戦の混乱で散逸。
1985年、メキシコのフランシスコ会系修道院の
指導司祭を務める ヨナス・ガッツエ神父が
ローマで、この本を発見。

神父は闘病生活を続けながら、この本の英訳を進め
亡くなる直前、アメリカ人フランシスコ会士
ブラザー・ビンセントに出版を依頼。

日本ではようやく、2000年4月30日
初版第一刷発行の運びとなり
一般日本人の目にとまるようになった。



例え、イルミナティ・フリーメーソンの有力メンバーである
ロスチャイルド家の一員であっても
結社の最高指導者の意に反する者は処刑される
と彼女は述べている。

「メーソンの最高グランドマスターの一人
ロスチャイルド氏も首を切り裂かれて死んでいる
のを発見された。
彼はその時、24歳だった。」
(p.50 7行目)

これは、意外だった。
ロスチャイルドやロックフェラーが
この地球上の最高権力者で
イルミナティを仕切っているのかと思ったら
そうではない。

地球上の資産の大半を両家で分け合うような彼等を
アゴで使い、叛(そむ)けば即抹殺する絶対者がいた!


以下は、本書の中にある
イルミナティ・フリーメーソンの組織の秘密を漏らして
捕らえられた若いフランス貴族女性の処刑シーン。

この中に「獣」と表現される怪物が登場する。
そして、その「獣」に対してメンバー達は従順である。


つまり、この「獣」こそがキーワード。
これを理解することが
「イルミナティ・フリーメーソン」という
秘密結社の本質を知ることになると思われる。

この地球上の富の大半を独占する
ロスチャイルド家やロックフェラー家でさえ
実は「獣」に仕える奴隷に過ぎない
ということが窺い知れる。



ついに、彼女が大会議で裁かれる時が来た。
彼女には、レオセイという名の弁護人が付けられた。
T氏は保身を図るために、自ら検事役を買って出た。
彼はかつての恋人に、最悪の罪状を積み重ねた。
彼女は驚きと恐怖で半狂乱になった。
七つの球が、彼女に有罪を宣告した。

だが、判決がくだる直前に
自らが現れて処刑を行ったのだ。


その出現は輝く閃光に始まり
大きな雷鳴がそれに続いた。


悲しい葬送曲が流れる中、獣は哀れな犠牲者に
飛びかかった。
獣は女をわしづかみにすると、一方の力強い前足で
宙に投げ飛ばした。


女は戦慄の叫びとともに床に落ちた。
獣の邪眼を見まいとしたが、獣は再び、つかみかかり
鋭い爪で女を倒した。

まもなく、この美しい女性は
血だらけのただの肉塊に成り果てた。
衣類は引き裂かれ、抜けた毛髪が散乱した。
獣が彼女のはだけた胸を一撃するや
口から血が吹き出た。

最後に、獣はどとめを刺した。


女を壁に叩きつけ、身体は見分けがつかぬほど変形した。

獣は、それでも飽き足らずに女の髪をつかみ
ホール中に死体を引きずった。
それから、死肉に跨がり
鋭い角を何度も刺して切り刻んだ。
この惨劇が、まる1日続いたのだ。


「悪魔に愛された女 P.203 11行目」




【俺のコメント】
このは、強大な力を持つ残酷な怪物だ。
人間の女性をここまで残虐に殺すとは
完全にイカれてるぜ。
獣は、凄まじく人間を憎んでいるようだな。

この大いなる獣(ルシファー)こそが
イルミナティの頂点に君臨する「ラスボス」だ。


なぜ、ルシファーは豹のような獣の姿に化身しているのか?
この疑問については
以下のブログが参考になるので、紹介しておこう↓


「私は、サタンが稲妻のように天から落ちるのを見ていた」
この言葉は「ルカの福音書」イエスの言葉です。

この言葉から「神の敵対者=サタン」が「ルシファー」
という等式が成り立つようになりました。

「豹、ライオン、狼」の3つの獣は
ルシファーの性格の象徴と思われています。

「豹」は「神と人間の敵」
「ライオン」は「墓所の番人」で
子供を食らう残忍性を示し
「狼」は冥界の案内人であり
危険な知識の所有者というイメージです。

そして、その頭文字が
ルシファー 「Lucifer」

豹が「Leopard」
ライオンが「Lion」
狼が、ラテン語で「Lupus」
「L」が共通することが興味深いと言えましょう。

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かつて、自分自身の強大な力に驕ったルシファーは
自らが神に成ろうとして
天界で本当の神である創造神ヤハウェに反逆したのだ。

そして、天界で戦争が起こった。
天の戦いで、ルシファー(龍)は
大天使ミカエルの軍勢に敗れて
地獄に落とされ、悪魔となったのだ。

そして現在、ルシファーは
イルミナティ(闇の世界政府)の者達が
崇拝する悪魔の王となり
暗黒の地獄界から地上に出現する時は

七つの頭を持つ、豹とライオンのような
獣の姿をしているのだ。

天界での戦いで、ルシファーを倒したミカエルは

偉大な戦士であり、英雄と言えるだろう。

これからの時代
地球の人口削減を企む闇の世界政府
悪魔組織イルミナティに対抗していくためには
俺たちは、ミカエルや七大天使の存在を強く意識し
自らの精神や魂に正義の天使のスピリットを
積極的に取り入れていくべきだと
俺は考えている。




龍への反逆(シスター・マリ・エメリー)

修道院での聖書研究で、私は自分を誘惑し
これほどまで長期にわたり
苦しみと恐怖で打ちのめしてきた
「獣」の正体を学ぶようになった。



その力と悪意を過少評価したことは一度もない。
この関係においては、他の誰よりも
私は経験を積んでいる。

龍は天国から追われたのであった。



天で戦いが起こった。
ミカエルと天使たちが龍とその使い達と戦った。
そして天には、もはや彼らのいる場所はなくなった。

悪魔、サタンと呼ばれ、全世界を惑わした
大いなる龍 (ヨハネの黙示録12-9)

この龍は、わたしたちの神の御前で
日夜わたしたちを訴えている。(12-10)


私は自分の守護天使に呼びかけ、すべての神の子供たちを
守護する大天使聖ミカエルに必死に祈った。

大天使聖ミカエル、この危機からお守りください。
天の御父、わが神、主よ。
すべての悪から私を解放してください。



クロチルドは、イルミナティの破壊的計画を立案するために
ルシファーから啓示を受ける役割にあった。

その彼女が、最終的に真の「神」を見出し
イルミナティに大打撃を与えたことは
我々にとっては大きな希望である。

この世は戦いの場である。



闇は真の光に対抗するために
光を偽装して戦力を集めようとする。

しかし、見極める目を養えば
真の光と、光を偽装する闇
を区別することは可能である。