その脚力は、一日数千里を走り

その耳は、三里先に落ちた
針の音さえも聞き分け

闇夜でも、千メートル先の敵を
見極める目を持ち

動けば電光石火
とどまれば樹木の如し

されど、人知れず風のようにさすらい
風のように生きてきた・・・

その一族の名を
「風魔」と呼んだ



『風魔の小次郎』
車田正美による漫画作品。
大人気を博した『リングにかけろ』の次の連載作品で
現代に生き残っていた忍びの戦いを描く。



【俺のコメント】
『風魔の小次郎』は
戦士たち(忍び)の戦いを描いた硬派の忍者漫画だ。
「忍者漫画」と言いつつ

登場するキャラが全員、学ランを着て
木刀で戦うスタイルってのが面白い(笑)


夜叉篇 【ストーリー】
名門白凰学院は、ライバル校・誠士館の卑劣な妨害により
衰退の一途をたどっていた。
学院崩壊の危機を救うため、総長・北条姫子の命を受けた
柳生蘭子は、忍びの住む風魔の里へ向かい
風魔一族に助っ人を依頼する。

助っ人として、派遣された風魔の小次郎
背後に別の忍びの存在を嗅ぎ取っていた。
それは誠士館の影で暗躍する夜叉一族であった。
風魔と夜叉の壮絶な戦いが始まる。



第1話 風の一族!小次郎見参!!



第2話 林の雷鳴!飛龍覇皇剣!!




飛龍覇皇剣



第3話 火の集結!夜叉八将軍!!




第4話 山の幻夢!霧の刺客!!








第5話 光の舞曲!風魔死鏡剣!!






超能力戦士(サイキックソルジャー)
「風魔の独眼竜」 竜魔



見事だ、サイキックソルジャー
たかが、忍びの集団とばかり思っていた風魔に
貴様のような超能力戦士が居ようとはな


そういうお前こそ、オレと同類の人間とみたが


ここで、その能力の雌雄を決するか、武蔵

どうだ、オレに仕掛けてみる気はないか
武蔵、お前のサイキック(超能力)を



言っておくが、ただの忍び相手なら、いざ知らず
あの程度の能力で、この武蔵と戦うということは

この大地の上で 貴様の体が

真っ二つに割れる
ということだぞ!




第6話 雪の終焉!戦士を呼ぶ声!!








【俺のコメント】
「この大地の上で貴様の体が真っ二つに割れる」
っていう飛鳥武蔵のセリフが俺的に超ウケたぜ(笑)




これで、話は決まった。


この大地の上で
貴様の体が
真っ二つに割れる!


これこそが、武士道(笑)