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唐津商・北方悠152キロ!“藤井2世”だ

 プロ注目右腕、唐津商(佐賀)の北方悠誠投手(3年)が152キロの快速球で甲子園デビュー。初回先頭打者への第1球が152キロ、最後も150キロで空振り三振に締めて、古川工(宮城)を相手に毎回の13奪三振で4失点完投。作新学院(栃木)は、福井商(福井)を下し夏の甲子園で38年ぶりの勝利。如水館(広島)は、関商工(岐阜)と延長戦の末、サヨナラ勝ちした。

 “佐賀の剛腕”が華々しく全国デビューを飾った。一回、北方悠が投じた先頭打者への第1球。空振りを奪った直球がいきなり「152キロ」を表示。自己最速を1キロ更新する数字にスタンドがどよめいた。

 「立ち上がりの硬さをとろうと初球は思いきり投げました」。試合後は涼しい顔で振り返った。152キロは単発ではなく4球マーク。大会初日の金沢・釜田が記録した数字と並んだが「あまり実感はないです」とチームの白星を第一に喜んだ。

 遊撃手だった中学時代は荒れ球の2番手投手。硬球を握るようになった高校から投手に取り組んだ。大食漢であると同時に入念なストレッチとインナーマッスルを鍛えることで故障知らずの肉体をつくり上げた。

 唐津商は“炎の中継ぎ”として99年のダイエー(現ソフトバンク)日本一に貢献した故藤井将雄投手の母校。藤井さんは00年に肺がんのため31歳の若さで急逝。藤井将雄後援会の事務局長を務める父・伸一さん(44)からは「強気で向かっていく姿勢を見習え」と言い聞かされている。

 27年ぶりの聖地2勝目に「楽しかった。甲子園のマウンドは投げやすかった。特に緊張はなかったです」と笑顔満開。「次は四球を少なく、リズムよく投げたい」と6四球の反省も忘れない。2回戦は中4日で作新学院(栃木)と対戦。“藤井2世”の異名に恥じない力強い投球で、一戦一戦勝ち上がっていく。
(デイリー)