こんにちは。
今日は、言葉の壁を越えた時の話です。
それは「 didn’t 」がきっかけでした。
それまでの僕の発音は「ディドゥントゥ」。
「D」と「T」の音は、「ドゥッ」「トゥッ」と強く空気を吐きながら。
中学高校では、
みんなで繰り返してみよう。
「ドゥッ」「ドゥッ」「トゥッ」「トゥッ」。
もっと強く息を吐いて。
「トゥッ」「トゥッ」「ドゥッ」「ドゥッ」。
なんて習っていたのに、
アメリカ人はそうは喋っていません。
言い方が早いからなのかと、
お願いして一音節ずつ区切ってゆ~っくり言ってもらっても、
何度聞いても、
全くもって違った音を発しています。
始めの「di」は
どうやら自分と同じ「ディ」。
次の「dn」は
「ドゥン」とは言わずに、
「ンん」と喉仏を鳴らしただけです。
最後の「‘t」は、全く言っていません。
音無しです。
「ディ ンん(喉仏の音)」。
なるほど、
そのまま真似してみると
didn’t になっています。
壁を越えた瞬間でした。
そうか!越えないと伝わらないのか!
「喋れない」んじゃない、
実際にアメリカ人が使っている音を
「知らないだけだ」
と分かった瞬間です。
よくよく考えたら、
この出来事の少し前にも
「 R 」の発音で同じような体験をしていました。
留学時にお世話になったホストファミリーの5歳の子供に、
「リュウイチ(=私)の名前はどうやってつづるの?」
って聞かれ答えていた際、
「Ryuichi」と説明するのに
一文字ずつ言おうとして
始めの「 R 」のところで
「なにそれー? なんて言ってるの?」と聞かれつづけて
話が進まなかったのです。
私: いやいや「あーる」だよ「あーる」。
私の巻き舌具合が足りないのかと、
何度頑張って「あー“る”(おもいっきり巻き舌にして)」と言っても子供は「???」。
横でその会話を聞いていたその子のお母さんが、
「 L でしょ?」と口を挟んできました。
私: 「違う違う。あー “ル”( 更に巻き舌を強調して)」。
子供とそのお母さん: 「??(2人とも文字通りはてな顔で首を傾げていました)」。
私: 「“ready”のあーるだよ。」
子供とそのお母さん: 声をそろえて「oh----!! R ね!!!」
彼らは「R」を「あーる」とは言っていませんでした。
私は基本のアルファベットすら
実際にアメリカ人が使っている音を知らなかったのです。笑
それじゃあ、通じないわけだ。。
率直にそう思いました。
後で詳しく書きますが、
私が発した日本語のカタカナ「アール」という音は、
いくら頑張って「ル」で英語っぽく巻き舌を強く入れようとも、
アメリカ人、少なくともそのホストファミリーの親子にとっては
「 R 」よりも「 L 」という文字が表す音の方に近い事実があったのです。
彼らがそう発音するなら、
同じ発音をしないと通じないや。
それが僕の感じた英語への入り口です。
つづく。。。
次回は、その入口から何をしていったかを書いていこうと思います。