「説得」「言いくるめ」といった他のシステムではありがちな交渉技能がないわりには、「機嫌取り」「ハッタリ」というよく分からんものが登場する。
というのも龍街夜城では、交渉技能は”交渉術・交渉テクニック”といった扱いとしているためで、「言いくるめ」は交渉の目的だが、「機嫌取り」「ハッタリ」は手段・テクニックのひとつ、といった具合。

つまり龍街夜城での交渉コンボというのは、「いいくるめ」という目的を達成するために、「ハッタリ」「機嫌取り」といった手段を組み合わせて、自分の得意技・必殺技となる交渉コンボを繰り出す、という遊び方をする。
「技能=アクションの一連の行為がコンボ」という原則がここでも通じている。

まー、実際はそんな小ややこしいこと考えなくても、持ってる技能で好きなようにコンボを組んでいけば、それとなく遊べるはずだ。

話は変わるが、他のシステムでは交渉を行うのに共感の能力値を使うものが少なからずあるが、個人的には「共感は交渉じゃないだろ」と思っている。そのわりには龍街夜城にも「共感」という交渉技能が登場が。
「共感を訴えて相手を口説き落とす」というシーンもドラマとしては絵になるだろう、そういう理由で採用している(ま、ゲームの中の話さ)。


言葉をしゃべるときの人間の脳波を計ると、共感を司る部位が活性するという。
「私が『私』と言う存在は、あなたにとっては『あなた』」といった抽象性も、自分以外の立場を想像するという能力があってこそであり、抽象性が扱えるから言葉も扱える。
人が言語を使ってコミュニケーションをとる限り、共感の能力は不可欠であり、共感の発達こそが人間とサルを分かつ能力とも言えるだろう。

そういう面では、共感の能力を使って交渉や事情通の技能を使うシステムは、理にかなってるとも言える。