機械魔術 新宿URGA | 邯鄲の夢

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徒然日記

機械魔術 新宿URGA

 

Neurotic doll

PSYDOLL

DER EISENROST

JET PEPPER TOWERZ

CustomMummy

SINO RE-BUILD PROJECTS

PSYCHO LIZARD

DJ Fujii Masahide

 

 

SINO RE-BUILD PROJECTS

 

デジタル轟音とギターという

組み合わせでしたが

機械魔術の名にふさわしい

アングラ要素

ダーク、ゴシック要素満載で

 

密なギターが、

サイケデリックな

音空間を作り出していました。

 

「轟音に酔う」という稀有な体験を

したかもしれません。心地良かった。

 

 

custommammy

 

久しぶりに見ましたが

被り物をつけた

可愛いルックスと裏腹な

激しいデジタルサウンド。

 

しかしリズムの繰り出し方が上手いので、

スッとノれてしまいます。

ノイズの入れ方もさりげなくセンス良い

 

近未来のミュージシャンは

こんな感じになるかもしれない・・

そして

ドーラーフェチが

喜びそうかも..しれません

 

PSYCHO LIZARD

 

しばらく活動してしてなかったので

こちらも久しぶり!

今宵はそういったバンドが多く

ノスタルジックな気分にもなりました。

今はDJとイベント企画を行ってるVoの

Legiさんですが、やはり多くの人が言うように、

ステージ映えする、衝撃的なルックスと声。

打ち込みのセンスも独特で、

オリジナルもカヴァー曲も、別世界の色に

染まっています。ベースもギターも

お名前がTakさんですが、お二人の個性も素晴らしい。

それぞれのキャリアを感じます。

 

 

PSYDOLL

 

機械魔術レギュラーにして、

不思議サウンド代表のPSYDOOL

猫井さんの不思議キャラと歌姫っぷりは

変わっていません。

打ち込みがより強化され、

宇宙的、SF的要素が色濃くなったように感じますが、

進化ということでしょうね。

ギターと打ち込みの厚さに、猫井さんの声が乗っかると、

サイバーな歌詞世界と相まって不思議な効果を生みます。

PSYDOOL、URGAで見た回数、すごく多かったかも・・

 

 

JET PEPPER TOWERZ

こちらも、一夜限りの再結成、と

銘打たれていたJET PEPPER。

昨夜のLiquid Butterflyメンバー中心の

編成ではありますが、懐かしい曲を

いろいろ披露してくれました。

マーチンさんが客席に割って入るのも、

JET PEPPERの特徴でしたね!

ヤマダさんの思い切りグランジでアンニュイなギター、

かっこよかった、リズム体もこれでもかとヨコノリで、

楽しく妖しく、揺らめくサウンドでした。

 

 

DER EISENROST

そしてDER EISENROSTは

思い切りタテノリでした!!(笑)

Vo少なめの、強烈なリズムに特化した編曲、

さすがでした。圧倒されました。

主役が金属音というすごいスタイルなのに、

客席はすごいことに・・!

新作の創作楽器は外観も音もハードでした、

高音と低音のハーモニーが織りなす空間。

メタルパーカッション二機とドラム、

微妙にオリエンタル色入った打楽器と、

やはり重低音の弦楽器、どこにもない旋律、

文字通り火花のように、

激しく心に突き刺さるサウンドです。

 

 

Neurotic doll

ゴシックが、ポジパンと呼ばれていた頃からの・・

追従できない歴史を持つNeurotic doll

Takさんはダブルヘッダーでしたが、

PSYCHO LIZARDとはまた違う音色で、

才能の豊かさを感じさせます。

今回のニウロは、曲によって、リズム、

打ち込みの有り様、かなり変えてきていて、

ドラマチックでした。

ノイさんの声の抑揚、ギターのメロディに、

リズム体がポジパン仕様。

背徳の夜、に至っては、交響曲のような

演出で、

とても美しく鮮やかでカテドラルの色彩の如く、

幽遠な物語でした。

 

 

DJ 我らが藤井さんは、長丁場、時にはハードなナンバーや

時には懐かしいナンバー(YBO2もあった)入れつつ

良い空間を作ってくれました。幕があく前の演出とか、よかった。

すごくたくさんのライブラリーを

我々にうまく分けてくれた感じです。

 

 

 

というわけで、21日手刀、22日URGAと

ゴシックナイト2連発を過ごしてきました。

この2日間、関西や中部からの遠征組がたくさんいて、

みなさんこれを目指してきたそうです。さすが。

懐かしい人に再会したり、ライヴ以外にも楽しく過ごしました。

URGA閉店まで最後の週になり、それは寂しいですが、

ポジパン、ゴシックの友とは変わらず居たいな、と思いました。

その出会いを作ってくれたのがURGAでもあったわけです。

お店は無くなっても、縁が消えるわけではないので、

培った縁を大切にしたいと思います。

そういう面では、URGAライヴ後の企画者本橋さんの

ご挨拶には感動しました。