言語間距離とは

 

共通点が多い言語ってありますよね。

 

イタリア語とフランス語のように。

 

そうすると、言語間距離は近い、と言えます。

 

 

そして、日本語と英語のように、文字、文法、発音、単語など、どこを見ても類似点がないものもあります。

 

この場合、言語間距離は遠い、ですね。

 

 

 

私の英語学習年数は、相当ながーーいです。

が、残念ながら、「流暢」とは言えないチーンチーンチーン

 

 

日本人(というより、日本語が母国語の場合)も、これだけ何年、何十年も、英語教育に力を入れているのに今ひとつ。。。

 

英語能力指数では、80カ国中、37位。

(オランダが一位)

 

数学やサイエンスだったら上位なのになあ。

 

言語は、距離が遠いと習得に不利になります。

 

この辺にも原因があるのかな、と思いますが、どうでしょう。

 

母語が違う移民に対し、語学習熟度をテストし、距離を研究した文献がありました。

http://ftp.iza.org/dp7360.pdf (P13)

 

英語に対して、最も距離が遠い言語

タミール

トルコ

フィンランド

ソマリア

ベトナム

 

近い言語

オランダ語 (上の英語能力指数では、やっぱり一位ですね!)

ノルウェー

スウェーデン

デンマーク

ドイツ語

 

北欧強いです。やはり。

 

でも、フィンランドに関しては驚き!

遠い言語でも英語能力指数では5位という成績。

 

フィンランドの英語教育知りたい!

興味津々です。

 

 

それで、日本は。。。。あれ?

入っていない。

これは移民に対してだから、日本人少なかったのかな?

 

アメリカのFSI (外務職員局: 外交官を専門職を養成する機関)によると、英語ネイティブにとって、他の言語に比べ、日本語習得はかなり難しい、という資料があります。

 

こちら

カテゴリーVで、88週(2200時間)の学習時間が必要とのこと。

上にもでてきたオランダ語は、23-24週(575-600時間)だから、かーなーり違いますね!

 

距離は遠いとみてよさそうですね。やはり。

 

 

ちなみに四コマは、私がフランス語のクラスに行っていた時です。

 

スイスジャーマン、ドイツ、イタリア、イギリスなどど、ヨーロッパ出身のクラスメートでした。

 

ヨーロッパ言語同士、距離が近い。

フランス語に対しても、それぞれ距離が近い。

お互い、つたないフランス語でも「分かって」ました

 

日本語出身の私が話すと、

 

え?

ごめん?

もう一回??

ん?

 

みたいな反応でございました笑い泣き笑い泣き

 

そして、フランス語と日本語の距離は、「とっても遠い」。

上位5位に入っていますあせるあせる

 

どうりで、わたしのフランス語、全然上達しないわけだわー。

 

 

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