① 国際結婚で、配偶者の国に住んだ時のケース。

 

配偶者や義両親が、子どもが日本語は覚えなくてもいい、という。

家の中で日本語を使うと、渋い顔になる。

日本語を勉強する時間があったら、現地の学校の勉強をした方が将来役立つ。

 

 

② 日本で、こどもが英語を勉強しているケース。

 

英語の勉強よりも、もっと子どもらしい遊びをするべき。

日本語の本を読んだり、先に日本語を。

それよりもお外遊びや、スポーツや、音楽をするべき。

 

 

何かを失うと思っている?

時間が取られて、他を学ぶ機会を失っていると思っているのかなだとしたら。

 

朗報です!笑

 

 

一つの言語を学ぶことは、今持っている何かと 「引き換え」ではありません。

子どもの能力は、一個しかないパイで、何かをすると残り容量が減る訳でもありません!

 

これは、外国にいて、「日本語 対 現地語」 になってしまっている図。

 

日本にいて英語を習う子供も、英語学習に時間が取られて、他を学ぶ機会を失っている訳ではありません!

だから大丈夫。なんなら外遊びしつつ英語も学べるはず 笑

 

 

↓は、言語の学習スタイルですが、知識は二言語間で共有されると最近の研究でいわれています。

図の中の「日本語」と「現地語」を、「英語」と「他の勉強」や「あそび」と置き換えられる、私は思っています。

 

つまり、

真ん中の知識、経験、認知スキル、抽象的思考は、英語からも何からでも吸収できるし、それを共有できる。

 

だから、パイの取り合いじゃなくて、拡大していける、という朗報でした。

 

 

ただし、子どもが興味を持っていることが、大前提だと思います。

 

子どもが興味を示したら、それは、子ども自身が打った興味の

 

 

 

スティーブ・ジョブズの、あの有名すぎる卒業式でのスピーチの「点 (Dot)」のお話しがありますね。

 

 

大学を辞めてからは、興味をもったカリグラフィの授業に潜り込んでいたそうです。

そして、カリグラフィの点は、後のマックのフォントにつながりました。

 

 


「先を読んで、点と点をつなぎ合わせことはできません。

 

つまり、後から振り返ったとき、初めてできるわけです。

 

だから、点と点が将来どこかでつながるとあなたは、信じなければなりません。」

 

英語版

https://news.stanford.edu/2005/06/14/jobs-061505/

英語と日本語訳を一緒に読むならスティーブジョブズのスピーチ|全文英語&日本語和訳付

 

 

「好きなこと」「興味」で打った点なら、きっとつながるはず。

 

 

最近、イギリスの天気が暑かったり寒かったりで、上の子が体調を崩してしまいました。

忙しかったしねー。昼休みも返上で、チェスや算数、合唱の練習があるんだって。

 

宿題もどらゼミもやらなくていいよ、と言ったら、ぼーっとしたのち、

点をつなぎ始めた! 

 

 

 

そんなお話でした 笑

 

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