先日(5月15日の日曜日)、ハワイはホノルルでトライアスロン(オリンピックディスタンス)に初挑戦し2時間58分5秒のタイムで完走できました。

僕がアンチエイジング(抗加齢)医学を知ったのは今から16年前の2000年。39歳の時でした。アンチエイジングは美容医療のことだと思っている人がいますが、医学としてのアンチエイジングの本質は「元気で長寿を全うするための理論的・実践的科学(医学)」と定義されています。一言で言うと「健康長寿のための医学」なのです。

そして、日本抗加齢医学会ではアンチエイジング医学に基づいた医療の三本柱を、「食」、「運動」、「生きがい」としています。しかし、「どんな食べ物をどのくらいどのように食べたらアンチエイジングなのか」、「どんな運動をどの程度すればアンチエイジングなのか」というエビデンスは未だ出ていません。そう…実際にはアンチエイジング医学のエビデンスはまだほとんど無いのです。

10年程前にはコエンザイムQ10がアンチエジングサプリメントとして随分話題になりましたが、今はどうでしょうか?レスベラトロールやアスタキサンチンにとって代わられています。日本にアンチエイジング医学が入ってきた2000年頃は、総合ホルモン補充療法で成長ホルモンを注射で補う方法が脚光を浴びたりしました。しかし、今はアンチエイジングのための成長ホルモンの投与はNGとされています。同様に流行の低糖質ダイエットがアンチエイジングにいいという理論もいつひっくり返されるかわかりません。

エビデンスがないアンチエイジング医学の領域において、エビデンスが出るのを待っていたら僕らの時代の人々はアンチエイジングできないことになります。

そこで、僕は自らが実践して、自らがエビデンスとなればいいじゃないかと考えました。

内科的なアンチエイジングでは、所謂“若返り”は難しいとされていますが、老化のスピードをゆっくりにして若々しいままでいることは可能なのです!

・活性酸素による酸化ストレス(細胞の老化の一因)を最小限に食い止める
・アンチエイジングホルモン(成長ホルモン、性ホルモン、DHEA、メラトニン)を枯らさないようにする
・メタボにならない(動脈硬化にならない)
・免疫力を高く維持する(がんや重症感染症にならない)

以上の4つのことを「食生活(サプリメントを含む)」、「運動」、「精神(脳)活動」を通してこの16年間、日々コツコツと実践してきました。特に運動の大切さを実感しています。僕は、“No Exercise, No Anti-Aging”だと思っています。

アンチエイジングのための運動の実践として、2008年の年末に買ったニンテンドーDSのソフト『歩いてわかる 生活リズムDS』を使って、当初はウォーキングから始めました(そして実は、2009年の1月26日から、今日まで7年4ヶ月、一日も欠かさず毎日1万歩のウォーキングを継続中)。2011年からは本格的にランニングを始めました。「50歳でフルマラソン完走!」を目標(生きがい)にしたからです。

2012年2月の東京マラソンでフルマラソンデビューし、完走。その後は、年に2回、東京マラソン、大阪マラソンを走ることにしていて今年でもう5年目になります。5度の東京マラソンの結果はこんな感じです。

50歳(2012年) 5時間39分29秒(初フルマラソン)
51歳(2013年) 4時間22分59秒
52歳(2014年) 3時間55分03秒
53歳(2015年) 3時間43分11秒
54歳(2016年) 3時間33分21秒

どうですか?年々、タイムが良くなっていますよね!これこそが、アンチエイジングのエビデンスだと僕は思っています。

そして、今回、ついにトライアスロン(オリンピックディスタンス=スイム1,500m、バイク40km、ラン10km)にも挑戦し、初トライアスロンとしては上出来の3時間切りを達成!肉体的には30代後半~40代前半を維持出来ていると思っています。

50歳でのフルマラソン完走を達成した時に、「55歳でトライアスロン完走!」を次の目標にしました。5年ごとに大きなことに挑戦する!これぞ「生きがい」の実践です。次の目標(生きがい)は、60歳でフルマラソンサブ3(3時間未満での完走)とトライアスロンのアイアンマン(スイム3.8km バイク180.2km ラン42.2km)完走としています。

アンチエイジングはやれば必ず、誰でも出来ます。
しかし、見ているだけ、考えているだけでは出来ません!
みなさんも是非、日々のアンチエイジングの実践を!
明日からと言わず、さぁ、今日から始めてみませんか!