長らく、ブログをお休みしてしまいました。
なぜなら・・・そう、ソムリエ試験の受験勉強に追われてしまっていて(笑)
今日の午後2時40分から一次試験(筆記)がありました。
ここ1~2週間は、1日10時間くらいワインの勉強してました。医師国家試験受験前に負けないくらい勉強したな。
さて、今日の試験、問題総数は100問あったのですが、その9番目の問題に、なんと、アンチエイジング医学界で話題のレスベラトロール(ワインの教本ではリスベラトロール)が出ました!
問:最近話題に上るワインの中に含有されるリスベラトロール(Resveratrol)に関する記述の中から、誤っているものを1つ選び、解答用紙の解答欄nマークしてください。
1.ぶどうのファイトアレキシンという物質の一種である。
2.多くは果皮に存在する。
3.ポリフェノールの一種である。
4.白ワインにも赤ワインと同じ程度含有される。
私のブログの読者の皆さんであれば、正解は簡単に出せるでしょう。そう、正解は4.ですね。
1.の選択肢中にあるファイトアレキシンという言葉に注目です。ファイトアレキシンとは、植物が紫外線、カビや細菌、ウィルスなどの病害、害虫、栄養不良などのストレスにさらされた時に自分自身を守るために作りだす生態防御物質のこと。
ワイン作りの際には、うどん粉病、灰色カビ病、晩腐病、ベト病などというカビの病害が大敵になります(ただし、貴腐ワインは灰色カビ病の菌がプラスに働いて出来る)。
カビにやられないように自己防衛システムのひとつとして、レスベラトロールを作るのですね。
このレスベラトロール、NHKスペシャル『あなたの寿命は延ばせる~発見!長寿遺伝子~』という番組で紹介され、ちょっとしたブームになっています。
何度か再放送もされているので、ご覧になった方もいるのでは?
しかし、これが結構、抗加齢医学会的には問題となっています。と、いうのも、レスベラトロールがあたかも魔法の長寿成分のように歪曲して報道されていたからなのです。
“レスベラトロールさえ摂取していれば、自然と長生き出来る”的流れの構成はやはりマズイ!この番組を見た多くの人がレスベラトロールのサプリメントに飛びついたようです。アンチエイジング外来でも何人もの患者さんに、「先生、NHKでやってたレスベラトロールっていうのを…」と言われました(苦笑)
レスベラトロールは確かに高い抗酸化力を持ち、メタボやがんをはじめとした多くの生活習慣病に対して何らかのプラスをなる効果を持っている可能性が示唆されては来ていますが、人においての長期的なデータはもちろん、ありません。
私自身は、現在、特別にレスベラトロール単独でこのサプリメントを摂ってはいません。
あっ、それから一次試験はお蔭さまで、90点以上取れていると思います(笑) 因みに通ったワインスクールはレコール・デュ・ヴァン @恵比寿です。


