昨日の読売新聞朝刊の第1面~2面にかけて、「日本の改新」という特集記事が載っていました。識者に聞くということで、東大の伊藤隆敏教授(専門は国際金融論、マクロ経済学)のお話が載っていました。
その中で、これからの医療の分野でも改革が必要だということが述べられていました。一部、抜粋させていただきます。
“成長分野として医療・健康も有望だ。今は一律のサービスを一律の価格で提供しているため、潜在力はあるのに産業として育っていない。高価格でも、質の高いサービスを提供するべきだ。(中略)保険診療と、保険のきかない自由診療が併用できる「混合診療」を広く認めたりする必要がある。電化製品でも自動車でも高級品があり、それを特定の人に売って利幅を拡げ、あとは広く薄く提供している。同じようなことが農業や医療、教育でもできるはずだ。”
論調の中にはちょっと「?」な部分もありましたが、医療サービスを従来の国民皆保険制度の枠を超えて、より高品質で高価格なものを提供出来るような制度や環境を作っていくべきだという点は、全く同感です。
私もかれこれ、10年間ほど、美容外科や美容皮膚科ではない内科の分野での自由診療医療を手がけてきましたが、とにかくいばらの路でした。抗加齢(アンチエイジング)医学も国民レベルでの浸透はまだまだです。しかし、昨年くらいから、確実にその播いた種が芽をだしつつあるのを実感できるようにはなってきました。
日本をより元気にするためにも、国家の政策レベルでの医療の抜本的な改革・改新を強く望みます。