一昨日、昨日と丸ビルのリストランテ・ヒロ・チェントロで、アンチエイジング・イタリアンを食すイベントがあったことは7日のブログで報告済みです。


昨日は、ダイナース・クラブの50周年記念企画のひとつとして開催されました。
青木晃のアンチエイジング日記


さて、今回、食材のプロとしていらっしゃった山下一穂 さんの超自然農法による本物の有機野菜のインパクトは衝撃的ですらありました。


青木晃のアンチエイジング日記

写真、真ん中が山下さんです。

青木晃のアンチエイジング日記


この野菜サラダの野菜のパワーは半端じゃなかった!毎日、これを食べられれば、高品質のマルチビタミンミネラルのサプリなんかホント、不要ですね。


青木晃のアンチエイジング日記


このジェノベーゼに使われているバジルも山下さんの手によるもの。テルペンとフェノールのパワーある香りは見事!

彼の超自然農法というのは、徹底的に人為的、化学的なものを排除し、天から与えられたもののみをフルに上手く使っていき、年ごとにその農場の土をレベルアップさせていきます。


当初は他の農家の人々に、「有機なんかで効率よく野菜が作れるものか。意地を張らずに、農薬を使え。」と随分ののしられたそうです。


しかし、それに耐え、“丸ごと堆肥化”という独自の方法で土をよみがえらせていったのです。


その方法とは、五月に緑肥であるソルゴーの種をまいて、背丈ほどにも成長した七月にそれをハンマーナイフモアで粉砕してからすき込んで、二カ月間も熟成させて「畑丸ごと堆肥(たいひ)化」という状態にしたもので、山下さんはこの畑を「短期集中的に 自然を再生した畑」と仰っていました。


戦後アメリカから肥料や農薬が入ってくるまでわが国では、里に近い山に広葉樹を植え、落葉を畑の肥料としていました。それが「寒肥え」となり、春にはまた連作障害もなく作物ができる循環を生んでくれていたわけです。ソルゴーを使えばそんな自然循環を「超かんたん」に再生できることを考え出した山下さん、スゴイです。


農薬も使わずに虫に食われない方法も独自で工夫され、安全で美味しくて健康的な見栄えもいい野菜を作られています。


なおかつ、真っ当な超自然的有機農法は、現状の地球の環境破壊を食い止めることにも役立つということを見事なロジックで説明下さいました。「今やらずして、誰がやる!」土佐の男の熱い心意気を強く感じました。


HPはこちら→http://harehore.net/


うちでも早速、購入することを決めました。


そして、もうひとつ!お塩です。


その塩は「能登・輪島の海塩」。これもビックリなお塩でした。ナトリウムとマグネシウムのバランスがいいんでしょう。本物のお塩の旨みを実感できます。


実際、こちらのお塩を使っている有名店、結構ありますね~。


HPはこちら→http://www.wajimanokaien.com/


このお塩を扱っていらっしゃる㈱美味と健康 の橋本三奈子社長 は、25年勤務していた富士通を辞められてまで、輪島の塩に魅せられ自ら販売することを決意されたそうです。それだけの価値、確かにありますね。このお塩と山下さんの有機野菜だけで、生きていけるんじゃないかと思ってしまうくらいです。


アンチエイジングメニューにおいては食材選びが大変重要なポイントとなりますが、今回はこのような素晴らしい野菜と塩にめぐり合うことが出来、自らにとっても実り多いイベントでありました。