先週金曜日に、講談社HBRの連載「アンチエイジングDr.青木晃が聞く」の取材に行って来ましたので、そのレポートを少し…
HBR会員誌次号8月号の特集は「抗加齢医学最前線」。6月に京都で行われた第10回日本抗加齢医学会総会を総括する内容になっています。
今回の総会では、結構、「運動とアンチエイジング」のセッションが多かったのですが、昨年の総会でブレークしていた「カロリーリストリクション」に比べ、あまり具体的でなく、概論的な話が多くて、一般にはわかりにくかったという声が編集部サイドに届いていたようです。
私も今一度抄録を見直してみると、確かにその傾向が…
と、いうわけで、今回の総会で取り上げられていた「運動とアンチエイジング」関連の話を、最新のスポーツ医療のスペシャリストによりわかりやすく解説してもらおうと考えました。学会での概論めいた講釈では、アンチエイジングな運動の実践にはなかなか繋がりませんからね~。
そこで、インタビューをお願いした二人のスペシャルAAドクターは…
武田スポーツ・栄養クリニック 院長の武田淳也先生とMedical & Style 代表取締役社長の湯本優先生!お二人とも、バリバリのスポーツマンで抗加齢医学にも造詣が深いドクターなんです。やっぱり、実践編については、研究者なんかではなく、現場を知っているドクターに聞いてみないと。
対談場所は、代官山の武田先生のPilates Lab 東京代官山スタジオ 。武田先生にはほぼ月1ペースではお会いしていますが、湯本先生は久しぶりの再会でした。
対談は初っ端から熱い感じ!いつものこのコーナーのように、とても書けないような業界の裏事情がここでも出てくる出てくる(汗)
詳細は、HBRの8月号を読んでいただくとして、ちょこっとだけ本ブログの読者の皆様にサービスです。
私自身、フィットネス関連で常々思っていたことがありました。
「運動嫌いの女性の多くは、運動出来る体になっていないんじゃないか?関節や筋肉が本来の動きが出来ないくらいに錆びついてしまっているのに、急にジョギングやエアロビを始めたり、フィットネスクラブでマシーントレーニングをすることで、筋肉痛、関節痛、翌日の強い疲労感を招き、また一層運動が出来なくない体(運動嫌いな性格)になっていってしまうのではないだろうか?」と。
武田先生の回答が見事にこの思いをクリアにしてくれました。
『運動の第一歩は、姿勢から!闇雲に流行りの運動(エクササイズ)に飛びつく前に、自分が果たして正しく体を動かせる(=機能的に関節、筋肉などを動かせる)のか否かをチェックすることが重要。長年の動かない生活、姿勢の癖などが積もり積もって、多くの人がニュートラルポジションをきちんと取れなくなっている。⇒まずは、運動が出来る体を準備することが大切!』
とのことでした。
では、どこでチェックしてくれるのか?
実は、上記のチェックをきちんと行える医師、インストラクターはそう多くないとのこと(残念!)。
『この辺りの人材育成なども、我々(武田先生や湯本先生などアンチエイジングスポーツ医学のプロの先生方)の責務である』と仰っていました。
まずは、ニュートラルポジションがわかるフィットネスインストラクターや評判の良いカイロや整体の先生などに、しっかりボディフレームの調整をしてもらうことがポイントなんですね~。
しかし、そういう所が見つからないことの方が多いかもしれません。現実的には、いきなり負荷の強いエクササイズプログラムに入るのではなく、ヨガやストレッチなどから入り、少しでも正しく運動が出来る体(正しく体が動かせる)にしていくのが大事なんだと思いました。
実際、ヨガやピラティスを始めたら、肩こりがなくなった、腰痛が治った、疲れにくくなったなどの声を良く聞きます。これって、体のコーディネーション(調整能力)が上がったからなんですね。
運動習慣がなかった人の場合、運動を始める前に姿勢を診てもらいましょうネ!
