私たちの体は外から入れた物質を体内で他のものに変えたりしてエネルギーを作り出すことで生命を維持しています。これが代謝です。
この代謝力が低下すると、エネルギーの産生効率が低下し、余分なカロリーが脂肪となって体内に蓄積されてしまうのです。代謝力をアップするには、水が重要なキーとなります。水分は脂肪燃焼にも関係します。
水分は摂取後、腸で吸収され、血管を通って細胞に運ばれます。脂肪細胞にも水分が届けられ、その水分と酸素があってこそ脂肪が燃える化学反応がスムーズに行われるのです。ですから水分不足の体では、代謝力が落ち老廃物が溜まりやすくなるだけではなく、脂肪が燃焼しづらい身体になってしまう!体脂肪を減らすには、適切な量の水を飲むことこそが重要なポイントです。
・ 一日に失われる水分量
汗・息などで蒸発 900ml(不感蒸泄)
尿・便など 1600ml
・入ってくる水分量
食事から 700ml
飲み水 1800ml
脂肪代謝水 700ml
健康な体であれば、私たち人間は1日に汗や息による自然蒸発と、老廃物である尿や便などで2500mlもの水分を失います。
食事に含まれる水分は700mlほどですから、食事以外に最低でも1500~1800ml、意識して水分を摂るようにしないと円滑な代謝が行われません。また、水分摂取は、そのタイミングや飲み方、温度も重要です。
◎1日の水分摂取スケジュール
いつ、どれだけ、どうやって飲むのか1日の流れをみていきましょう。
起床時:冷水300ml
胃腸を刺激し夜間の老廃物を排出!寝ている間に失われた水分を補い、就寝中に代謝された老廃物をスムーズに排出しましょう。冷たい水を飲んで胃腸を刺激します。起きぬけに飲めない、という人は、半分ぐらいからはじめて徐々に増やしていきましょう。 *冷え体質や運動不足気味の人は常温のお水で
朝食中:水分200ml
(カフェイン入りのお茶などは利尿作用促し、体内に水分が残らないのでこの水分量にはいれません)
午前:常温の軟水500ml
体内に留めるために常温でちびちびと飲む!胃腸に刺激の少ない超軟水がおすすめ。また一気に飲むと代謝のために体内に残らず、尿となって体外へ排出されてしまいます。ちびちびと常温で飲みましょう。軟水がベターですが、便秘で悩む人は硬水を。便秘解消後には軟水に。
昼食時:水分200ml
午後:常温の軟水500ml
疲労回復にレモンを搾ってもOK!午前と同じく胃腸に刺激の少ない超軟水がおすすめ。ちびちびと常温で飲みましょう。またレモンを搾って入れてもOK。クエン酸が含まれているので、疲労回復効果にもおすすめです。午前中と同様、便秘で悩む人は硬水を。便秘解消後には軟水にしましょう。
夕食時:水分200ml
入浴後:常温の軟水200ml
発汗で濃くなった血液濃度を通常に戻す!入浴は汗をかくため血液が濃くなってるので、必ず水分補給を。ただし、リラックスしている状態を促す副交感神経を優位にさせるには、冷たい水はNG。必ず常温、あるいは40度ぐらいのぬるめの水を飲んでください。
水の飲み方Q&A
Q 水の代わりにコーヒーはだめ?
A カフェインはNG カフェインの入ったコーヒーや紅茶、緑茶などの飲み物は、利尿作用を促すため、せっかく飲んでも身体に必要な水分として体内に残りません。水では味気ないという人は、麦茶などのカフェインレスの飲み物を選びましょう。
Q 硬水がダイエットにいいと聞いたけど、硬水じゃだめ?
A 日本人には不向き。身土不二という言葉があります。日本の水は軟水ですから、軟水に慣れた日本人の体には硬水は体液循環のろ過装置である腎臓に負担をかけてします。むくみがちな人は特に要注意。身体に負担をかけずスムーズな利尿を促す軟水がおすすめです。便秘がちな人が超硬水を飲んで、便秘が改善し基礎代謝がよくなり、痩せ体質になるということは考えられますが普段使いするべき水とはいえません。
Q 水太りになりそうだけど、大丈夫?
A 問題ありません身体に必要量の水分を摂取することは、体液循環がよくなり、身体のところどころに停滞しがちな余分な水分を回収し排出します。これはむくみ解消にもつながります。基本的に健康な身体であれば問題はありません。
Q 水を飲んだら冷え性がひどくならない?
A むしろ解消されます適切な水分摂取は体液循環を促すので、逆に血液循環が活発になり、冷え性解消につながります。ただし、冷水は身体を冷やします。飲む際は注意がない限り、常温を心がけてください。