今日はメディカル・コア主催のドクターを対象とした最新医療セミナーがありました。『アンチエイジングマシンとしてのエンダモロジー』というタイトルで、午前10時から午後3時まで、お昼休みを挟んでですが、5時間ぶっ続けのセミナーはさすがにヘビー。
しかし、北は秋田県、南は沖縄県まで、本当に日本全国から先生方が聴きに来て下さったので、気合を入れてがんばりました。美容外科、美容皮膚科などの自由診療のフィールドの先生方が多いのかなと思っていたのですが、意に反して保険診療の皮膚科、産婦人科、内科、眼科などの科の先生方でした。先生方とは保険診療下でのアンチエイジング医療の導入はどういう形で行えるのかなど、実務的な面でのディスカッションも多くなりました。
「最新医療」としてのアンチエイジング医療の実践は、現状の保険診療中心の日本の医療制度の下ではまだまだ、難しいところも多いのですが、将来を見越したアンチエイジング医療の積極的な取り組みを、今からしておくことは価値のあることだと思います。
今の所、保険診療下では積極的なアンチエイジング医療を継続して提供し続けることは制度上、実質不可能に近い状況であり、そんな中でアンチエイジングドック(抗加齢ドック)だけをとりあえず入れてみても(ドックのようなものは保険のクリニックでも導入は可能なのです)、その後のフォローアップがクリニックレベルでなされなければ意味がありません。日本抗加齢医学会としてもその辺の所まできちんと関わっていかなければ、それこそ「絵に描いた餅」に終わってしまいます。「最新医療」の現場での実践はそれほど簡単ではありません。
私はそれこそ、そんな最前線で日々、内科的なアンチエイジング医療を、自由診療下で経営的にはかなり厳しい中、悪戦苦闘しつつ実践しています。今蒔いている種が、ゆくゆくは大きな花を咲かせることを夢見て…
防衛医大の先輩の伊藤雅彦先生も聴きに来て下さり、講演会終了後もアンチエイジング医療、統合医療の新しい展開について意見交換をさせていただきました。
写真はエンダモロジーの実技のデモンストレーションを解説中の私です。