クリスチャンにとって、今週は聖週間といってとても重要な一週間です。そう、今度の日曜日16日は復活祭にあたるのです。最後の晩餐やゴルゴタの丘での十字架上での死、そして復活。日本ではキリスト教というと、クリスマスばかりがクローズアップされていますが、復活祭はクリスマスと同等、あるいはそれ以上に大切なのです。また、最後の晩餐はダ・ヴィンチ・コードでも話題になっていますね。

特に木曜日から日曜日に渡る聖なる過ぎ越しの三日間は、カトリック信者にとって1年で最も大切で意義深い典礼が教会で行われます。この三日間のことは、2004年にメル・ギブソンが作った『パッション』という映画にもなりました。

キリスト教信者じゃない日本人がこの映画を見ても、その残酷さばかりが目に付き、後味の悪さだけが強く残ることになるのがほとんどのようですが、少なくとも私自身はこの映画を見て、信者としてより深いところに行けたと思っています。

先日、イスカリオテのユダは実はキリストを裏切ったわけではなかったという新説も発表されましたが、これがもし本当だとすると、この映画でのユダの描かれ方もまた違ったものになっていたかもしれません。

今週はまた、パッションを見て復活祭の心の準備をする期間にしたいと思っています。